ダイハツ、新型「ミラ ココア」を発売 “お出かけが楽しくなるデザイン”と“気軽に運転できる扱いやすさ”を追求 |
ダイハツ工業は、新型軽自動車「ミラ ココア」を8月17日より発売した。価格は105万円~143万2000円。
ミラ ココアは、“お出かけが楽しくなるデザイン”と“気軽に運転できる扱いやすさ”を追求したモデル。シンプルな水平基調のラインと四方隅に丸みをつけた「なで肩&台形シルエット」デザインを取り入れた。ルーフレールやシルバーリング付きのフォグランプなどを装備する「ココア プラス」も設定される。サイズは3395×1475×1530~1560mm(全長×全幅×全高)。
カラーバリエーションはココアベージュマイカメタリック、コットンアイボリー、パールホワイトIII、ミストブルーマイカメタリック、クリアライムグリーンマイカメタリック、シャイニングレッド、プラムブラウンクリスタルマイカ、ブラックマイカメタリック、チタニウムグレーメタリックの全9色を用意。
ココア L | ココア プラスG | ココア プラスL |
ココアベージュマイカメタリック | コットンアイボリー | パールホワイトIII |
ミストブルーマイカメタリック | クリアライムグリーンマイカメタリック | シャイニングレッド |
プラムブラウンクリスタルマイカ | ブラックマイカメタリック | チタニウムグレーメタリック |
機能面での特徴は、国内で初となる「バックモニター内蔵ルームミラー」を採用したこと。これはシフトポジションをリバースにするとルームミラーにバックカメラの映像がカラーで映し出されるというもので、後続車のライトがミラーに映り込んだ際に光を和らげる自動防眩機能も持つ。また、バックギアに入れた際に助手席側のドアミラーが連動して後下方を見やすくする「リバース連動ドアミラー」や、リアのコーナー部にラウンドガラスを装備することにより、駐車時などにおける後方視界の視認性を向上させている。
そのほかにも乗降時に便利な「キーフリーシステム」、周囲の明るさに応じてヘッドライトの点灯・消灯を自動で行う「オートライト」など、充実した装備内容を実現している。
バックモニター内蔵ルームミラー(自動防眩機能付) | バックカメラはトランクノブに内蔵される | リヤラウンドガラスの装備により後方視界をよくした |
リバース連動ドアミラーの作動前 | リバース連動ドアミラーの作動後 | ヘッドライトの点灯・消灯を自動で行うオートライト |
インテリアは水平基調のシンプルなデザインで、インパネやドアトリムをラウンドスクエア形状にして親しみやすさを表現した。室内サイズは1930~1940×1345×1240~1265mm(室内長×室内幅×室内高)で、圧迫感のない室内空間を目指したと言う。インパネアッパーボックスや引き出し式カップホルダーなど収納スペースの充実を図るとともに、ドアは前後とも90度まで開き乗降性を考慮するなど、使い勝手を高めている。
機能面ではシート表皮に消臭機能を持たせ、室内の匂いを軽減する「デオドラント機能」や、紫外線を90%カットすると言う「IR&UVカットガラス」を採用するほか、花粉除去機能付プラズマクラスターやシートヒーター、フロアイルミネーションなども用意する。イエローベージュとグレイッシュベージュカラーを基調としたインテリアカラーのほか、シート表皮をブラックにしてステアリングを革巻きにしたブラックインテリアパックも設定される。
エンジンは全グレードともに直列3気筒 DOHC 660ccエンジンを搭載。最高出力は43kW(58PS)/7200rpm、最大トルクは65Nm(6.6kgm)/4000rpmで、「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」を達成している。トランスミッションはグレードにより4速ATとCVTを、駆動方式は2WD(FF)と4WDを用意し、2WD(FF)モデルのCVT搭載車はエコカー減税率が75%となっている。
グレード | エンジン | 駆動方式 | 変速機 | 価格 |
ココアL | 直列3気筒 DOHC 660cc | 2WD(FF) | 4速AT | 105万円 |
4WD | 118万7000円 | |||
ココアX | 2WD(FF) | CVT | 118万円 | |
4WD | 131万7000円 | |||
ココアプラスL | 2WD(FF) | 4速AT | 112万円 | |
4WD | 125万7000円 | |||
ココアプラスX | 2WD(FF) | CVT | 125万円 | |
4WD | 138万7000円 | |||
ココアプラスG | 2WD(FF) | 130万円 | ||
4WD | 143万2000円 |
(編集部:小林 隆)
2009年 8月 17日