JAF、お盆時期のロードサービス件数を発表
高速道路での「燃料切れ」が36.8%増

2009年8月24日発表



 JAF(日本自動車連盟)は8月24日、お盆時期(8月8日~16日の9日間)に実施したロードサービスの件数を発表した。

 これによると4輪車へのロードサービス件数は、一般道が7万6127件、高速道路が5414件。昨年同時期(8月9日~17日の9日間)と比べ、それぞれ3553件減(4.5%減)、442件増(8.9%増)となり、高速道路でのロードサービスが増えているのが目立つ。

 ロードサービスの出動内容では、高速道路での「燃料切れ」「事故」「過放電バッテリー」「発電機」が目立ったとし、燃料やタイヤ空気圧のチェックを今後呼びかけていく。

 なお、4輪車の出動内容トップ10は、一般道路、高速道路それぞれ以下のとおり。

一般道路

順位故障内容件数構成比
1

過放電バッテリー

2万5238

33.15%

2

キー閉じ込み

9755

12.81%

3

タイヤのパンク(バースト、エア圧不足含む)

6795

8.93%

4

落輪(落込含む)

5236

6.88%

5

破損バッテリー(劣化含む)

3770

4.95%

6

事故

3512

4.61%

7

燃料切れ

2236

2.94%

8

発電機(充電回路含む)

2055

2.70%

9

スタータモーター

1069

1.40%

10

ハンドルロック(キー作動機構含む)

711

0.93%

以上計

60377

79.31%

その他合計

1万5750

20.69%

総合計

7万6127

100.00%

高速道路

順位故障内容件数構成比
1

タイヤのパンク(バースト、エア圧不足含む)

1440

26.60%

2

燃料切れ

681

12.58%

3

事故

421

7.78%

4

過放電バッテリー

398

7.35%

5

発電機(充電回路含む)

187

3.45%

6

キー閉じ込み

111

2.05%

7

補機駆動ベルト

108

1.99%

8

オートマチックミッション

107

1.98%

9

破損バッテリー(劣化含む)

73

1.35%

10

冷却水不足

68

1.26%

以上計

3594

66.38%

その他合計

1820

33.62%

総合計

5414

100%

 

(編集部:谷川 潔)
2009年 8月 25日