GSユアサ、環境配慮型バッテリー「ECO.R IS」「ECO.R LS」 アイドリングストップ車用モデルを新たにラインアップ

環境配慮型バッテリー「ECO.R series NEO」のラインアップは、既存のECO.Rに「ECO.R IS」「ECO.R LS」を加えて計3モデルとなった

2009年10月発売
オープン価格（「EIS-Q-55」「EIS-Q-55R」のみ3万7800円）

　ジーエス・ユアサ バッテリーは、環境配慮型バッテリー「ECO.R IS（エコ.アール アイエス）」「ECO.R LS（エコ.アール エルエス）」を10月より発売する。同社は環境配慮型バッテリーとして「ECO.R（エコ.アール）」を2001年より発売しており、今回新たにECO.R IS、ECO.R LSをラインアップする。価格はECO.R ISシリーズ「EIS-Q-55」「EIS-Q-55R」が3万7800円で、そのほかはすべてオープン価格。

　ECO.R ISはバッテリーの耐久性が求められる、アイドリングストップ機構搭載車向けのモデル。電池工業会の「アイドリングストップ車用鉛蓄電池規格」における寿命試験では、EIS-Q-55と同社の標準品（75D23）を比較した結果、高耐久性グリッドとハードペーストにより280％の耐久性を実現したと言う。また、JIS充電受入性試験では同モデル同士を比較した際、マイナス極板処方の最適化と極板枚数の増加により性能を27％向上したとしている。18カ月または3万kmまで補償対象となる。

　ECO.R LSは、長寿命設計により商品ライフサイクルを長くしたことで、CO₂削減に寄与すると言うバッテリー。耐久性と充電受入性の向上、高容量化により、高温軽負荷寿命試験で75D23と比較した結果、30％の寿命向上に成功したと言う。電槽に再生樹脂を使用し、側面からの液面点検も可能としている。36カ月または10万kmまでの補償がつくほか、48カ月または4回まで、10km圏内で無償搬送を行うバッテリージャンピングサービス（24時間365日対応）が付属する。