プジョー・シトロエン・ジャポンはコンパクトカー「207」の5ドアモデルをマイナーチェンジし、10月5日に発売する。

■1.6リッター2モデルを追加、値下げ
　これに伴い、「Style 1.6」と「Premium」を追加する。Style 1.6は、199万円の価格が設定された。Premiumは16インチアルミホイールを装着し、219万円で販売される。どちらも1.6リッター 直列4気筒エンジンに4速ATを組み合わせている。

　またエントリーモデルの「Style 1.4」は10％値下げされ、189万円に、上級モデルの「Cielo」は17万円値下げした249万円になった。

■内外装を変更
　マイナーチェンジでの変更点は、内外装と装備。

　外装は、PremiumとCieloでフロント・フォグランプをグリル内からグリル両脇に移動。モデルごとに3種類のグリルを用意し、Premiumはクロームメッキ付きグリルになる。またリアテールランプをLEDに変更した。このほかStyle以外はサイドモールにクロームストリップが付き、新デザインのアルミホイールを採用。Styleはホイールカバーのデザインが変更された。ボディーカラーは新色「イナリ・ブルー」が追加された。

　内装は、センターコンソール左右やエアコンルーバー周囲のトリムカラーを変更。StyleとPremiumにはコンフォートタイプ、Cieloにはスポーツタイプのシートをそれぞれ用意し、モデルごとに3種類のシート地を用意した。

　リモコンキーでドアを施錠するとウインドーを自動的に閉じる「オートクローズ」、ウインカーレバーを軽く1回押すと、ウインカーが3回点滅する「ワンタッチ・ウインカー」を全モデルに新たに装備。Style 1.4以外のモデルにはクルーズコントロールが、Style 1.4/1.6以外にはスーパーティンテッドガラス、照明付きバニティーミラーなどが追加された。

　マイナーチェンジを機に、207シリーズのTV CM、新聞広告などで宣伝を打つほか、10月10日～12日には全国統一フェアを開催する。