光岡自動車は、「Viewt（ビュート）」のマイナーチェンジを行い、10月15日に発売する。ビュートは、今年1月1日より施行された保安基準の改正により、バンパーの一部などが突起物扱いとなり、保安基準に適合することができず、生産終了となっていた。今回のマイナーチェンジでは、それらの意匠を変更することで保安基準適合とし、また、エコカー減税、エコカー購入補助金にも対応して発売される。価格は219万5000円～268万5000円。

　ビュートは、1993年に発売以来、そのクラシカルなデザインが評価され、16年間で累計約9300台が生産された。今回のマイナーチェンジでは、フロントフェイスや前後バンパーの変更、 フロントデイライト追加、 リアナンバーランプカバーやテールランプ類の変更を行ったほか、 ボディーカラーに新色の「ダークモカパール」「ホワイトパール」の2色を加えた全8色を設定。また、オプションで全30色からボディーカラーを選ぶこともできる。

　ボディー寸法は4380×1680×1520mm（全長×全幅×全高）でホイールベースは2430mm。4WDモデルは全高が1530mmになる。グレードの詳細は以下のとおりで、12STの5速MTモデルはエコカー減税に対応し、重量税・取得税が50％軽減、自動車税が概ね25％軽減となるほか、新車購入補助にも対応。また全車で13年超車の廃車を伴う新車購入補助に対応する。また、「光岡自動車ロード・アシスタンス」が登録日より3年間無償対応となるほか、10月中の注文で、「クラシックインパネ」（16万円相当）のオプションがプレゼントされる。