スバル アウトバックが2010年SUVオブ・ザ・イヤーを受賞
昨年のフォレスターに続き史上初の2年連続受賞

2010年型スバル アウトバック(北米仕様)

2009年10月16日発表



 富士重工業の米国販売会社であるスバル オブ アメリカは10月16日、北米地域で販売している2010年型スバル アウトバックが、米国自動車専門誌「モータートレンド」の2010年スポーツ/ユーティリティ オブ ザ イヤーを獲得したと発表した。同賞は、昨年もスバル フォレスターが受賞しており、同メーカーの2年連続受賞は史上初だと言う。

 モータートレンド誌のスポーツ/ユーティリティ オブ ザイヤーは、昨年11月1日から1年間に販売された新型モデルや大きな変更がなされたモデルを対象に、モータートレンド誌の編集者が選考するもの。

 モータートレンド誌は、アウトバックが、乗用車の洗練された乗り心地や運動性能、燃費性能の実現と、SUVの悪路走破性を兼ね備えたユニークな車であるとコメント。アウトバックの優れたクルマづくりや細部にまでこだわった機能、競争力のある価格など、優れた総合性能を備えている点が評価されたとしている。

 スバル オブ アメリカのトーマス・ドール上級副社長兼COOは、同賞の受賞を受け「2年連続の受賞は大変光栄なことです。昨年フォレスターが同賞を獲得したことも十分に素晴らしいことでしたが、今年アウトバックが受賞されたことはまさに偉業に値するものです。これまでアウトバックは、性能と機能を特長としたSUVと同等の性能を持つ車として高く評価されてきましたが、2010年型では運動性能、燃費、室内の広さが改善され、より完成された商品になりました」とし、米国市場が好調であることに触れて「この成功は、魅力的な商品だけでなく、販売店の方々の献身的な努力と優れた販売、マーケティング計画によるものです。そのスバルブランドに対し、モータートレンド誌が評価してくれたことに感激しています」とコメントしたと言う。

(瀬戸 学)
2009年 10月 16日