トヨタ、韓国でトヨタブランドの販売を開始
プリウス、カムリ、カムリハイブリッド、RAV4の計4モデルを導入

2009年10月20日発表



 トヨタ自動車は10月20日、韓国における総輸入販売代理店の韓国トヨタが、トヨタブランドの車両を本日より販売開始したと発表した。首都ソウルを含めて全国に5カ所のディーラーを設置すると言う。

 韓国トヨタはレクサスブランドの販売をすでに行っているが、トヨタブランドは扱っていなかった。導入される車種は、ハイブリッド乗用車「プリウス」、ミディアムセダン「カムリ」「カムリハイブリッド」、SUV「RAV4」の4モデル。今回の導入を機に、韓国トヨタは新たな社会貢献活動を開始すると言い、まずは2010年より全国の小学校低学年を対象とした「トヨタ交通安全学校」を実施するとしている。

 ソウル市内で会見した同社の布野副社長は、「成長を続ける韓国市場において、多様化しているお客様のニーズにお応え申し上げたいと思い、今回トヨタブランド導入を決定させていただきました。今後も韓国の社会に貢献し、韓国の皆様に愛されるよう、ひたむきに取り組んでいきたいと考えております」と語ったと言う。

(編集部:小林 隆)
2009年 10月 20日