GNネットコムジャパン、Bluetoothヘッドセット2製品の発表会
車内使用に適した「Jabra ARROW」と、A2DP対応の「Jabra STONE」

BluetoothヘッドセットのJabra ARROW

2009年11月13日発売予定
オープンプライス



 GNネットコムジャパンは10月29日、デンマーク大使館で、Bluetoothヘッドセット2製品の発表会を開催した。発表された製品は、自動車内での使用に適した「Jabra ARROW」と、A2DPに対応する「Jabra STONE」の2製品で、発売日は11月13日。価格はいずれもオープンプライスで、店頭予想価格はJabra ARROWが8880円前後、Jabra STONEが1万4580円前後。

 発表会がデンマーク大使館で開催されたのは、Jabraの製造元であるGN Store Nordがデンマークに本社を置くためで、発表に先立ち駐日デンマーク大使のフランツ=ミカエル・スキョル・メルビン大使が挨拶に立った。

 メルビン大使は、「日本の製品はテクノロジーとデザインがあった場合、テクノロジーがまず最初に重視され、次にデザインという形で作られる。デンマークの場合は、テクノロジーとデザインを同時に重視して作られている」と語り、デンマークにおいてはデザインを重視した製品が多いと言う。今回の新製品である、Jabra ARROW、Jabra STONEについても、まずデザインを優先して作られ、とくにJabra STONEはデザインに優れた製品だと紹介した。その後GNネットコムジャパンのスタッフから、それぞれの製品について詳しい説明がなされた。

フランツ=ミカエル・スキョル・メルビン駐日デンマーク大使。デンマークではデザインの重要性が高いと言うGNネットコムジャパン株式会社代表取締役社長清水健一氏。Jabra製品の発表を行った

Jabra ARROW
 Jabra ARROWは、自動音量調節機能を持つワイヤレスBluetoothヘッドセット。Bluetooth 2.1+EDR with eSCO規格で、対応プロファイルはHSP(1.1)/HFP(1.5)。最大8台登録可能で、同時に2台の機器と接続できる。自動音量調節機能と、ノイズ低減機能で車内での使用にも最適としており、AC充電アダプターのほか、シガーソケットから充電可能なアダプターも同梱される。

 本体サイズは18×38.5×23.5mm(幅×奥行×高さ)。重量は約9g。

Jabra ARROW。イヤーフックは取り外し可能で2サイズ同梱される
シガーソケットアダプター(右)。シガーソケットの電源をUSB電源に変換するアダプターで、USB充電アダプター(左)と組み合わせて使用する

Jabra STONE
 Jabra STONEは、名前のとおり石がデザインモチーフとなっているBluetoothヘッドセット。ベースユニットであるJabra STONEポータブルチャージャーにもバッテリーを内蔵しており、ヘッドセットをセットした際に充電し、最大8時間の連続通話(ヘッドセット最大2時間、ベースユニット最大6時間)と12日間の待ち受けを実現している。

 ヘッドセットもシンプルなデザインで、周囲の雑音を検出するマイクロホンを利用してノイズキャンセリングを行う「Noise Blackout Extreme」機能を搭載している。Bluetooth 2.1+EDR with eSCO規格で、対応プロファイルはHSP(1.1)/HFP(1.5)/A2DP。A2DPをサポートすることで、携帯電話などの音楽を楽しむことができるようになっている。

 本体サイズは収納時で、51×25×58mm(幅×奥行×高さ)。重量はヘッドセット約7g、Jabra STONEポータブルチャージャー約26g。

Jabra STONE。収納時は、右の写真のように一体化するJabra STONEの使用イメージ
わずか約7gのヘッドセット。表面は平らだが、ボリュームコントロールなどタッチスイッチが組み込まれている

(編集部:谷川 潔)
2009年 10月 29日