ブリヂストン、2010年でF1タイヤの供給を終了

2009年11月2日発表



 ブリヂストンは11月2日、フォーミュラワン世界選手権(以下F1)公式タイヤサプライヤー契約が2010年で満了を迎え、2011年以降の新規契約を結ばないと発表した。

 F1へのタイヤ供給により同社の技術は格段に進歩し、世界中でブリヂストンが認識されるようになったことは非常に大きな意味があるとしながらも、現在の事業環境の中で、経営の最終目標を実現するには、経営資源を再配分し、革新的技術や戦略分野へ技術開発資源を重点的に集中させることが必要と判断したもの。

 また、2010年シーズンまでは従来と同様にF1を支えていくとしている。

(編集部:小林 隆)
2009年 11月 2日