パイオニア、ナビゲーション関連特許侵害で米Garminを提訴

2009年11月16日発表



 パイオニアは11月13日(米国時間)、米Garmin Internationalとその関連会社を、米国国際貿易委員会に提訴した。また、10月9日(独時間)には、やはりGarmin Internationalとその関連会社を、デュッセルドルフ地方裁判所に提訴した。

 どちらの訴訟でもパイオニアは、パイオニアが保有するナビゲーション関連特許をGarmin Internationalが侵害したと主張しており、米国では侵害行為の差止め、独では侵害行為の差し止めと損害賠償金を求めている。

 対象となる特許は、米国の訴訟では米国特許第5365448号、第5424951号、第6122592号。独の訴訟では欧州特許第0775892号と第0508681号。

 パイオニアは、Garmin Internationalとナビゲーション関連特許のライセンス許諾について交渉し、友好的解決を目指してきたが、Garmin Internationalが特許を正当に評価しなかったため提訴に及んだとしている。

(編集部:田中真一郎)
2009年 11月 16日