スバル、天体望遠鏡「SUBARUメローペ80A」
鏡筒カラーをブルーとした焦点距離800mmの屈折望遠鏡

SUBARUメローペ80A

2009年12月1日発売
4万7250円(鏡筒本体のみ)
8万1900円(鏡筒本体、経緯台、接眼レンズ、付属品セット)



 スバル(富士重工業)は12月1日、天体望遠鏡「SUBARUメローペ80A」を発売した。価格は鏡筒本体のみが4万7250円、経緯台や接眼レンズ、付属品がセットになったモデルが8万1900円。

 SUBARUメローペ80Aは、望遠鏡の企画・販売を手がけるスターライトコーポレーションの協力を得て製作されたもので、口径80mm、焦点距離800mmの屈折式天体望遠鏡。対物レンズには、久保田光学製の4面マゼンタコートの分離式アクロマートレンズを使用。対物レンズから接眼レンズまですべてのレンズに国産のレンズを採用し、レンズも鉛を含まないエコガラスを使用している。

 外観は鏡筒をスバルブランドをイメージさせるコズミックブルーマイカで塗装(クリアーをオーバーコート)し、塗料も車のボディーに比べて曲率の大きい望遠鏡にあわせて専用塗料を使用。塗料のメタリック粒子を大きくすることで、粒子が無数の星のように見えるような仕上げにしてあると言う。また、鏡筒先端には、牡牛座のプレアデス星団(昴)がモチーフとなったスバルの六連星ロゴも入っている。

 なお、付属品セットモデルでは、ORTHOSCOPIC(オルソスコピック) 6mm 133倍/ORTHOSCOPIC 12.5mm 64倍/KELLNER(ケルナー) 25mm 32倍の3種の接眼レンズが付属し、接眼部の差込径は31.7mm。広角対応天頂プリズムも付属するほか、ビクセン製の「ポルタII経緯台」や星座早見盤、パソコン用プラネタリウムソフト「Super Star for Scopetown」や「天体望遠鏡で楽しむ星空ガイドブック」などが付属する。

 初めて天体望遠鏡を購入する方は、3種類の接眼レンズや経緯台が付属する付属品セットモデルを選択するほうがよいだろう。

(編集部:谷川 潔)
2009年 12月 1日