デアゴスティーニ、「週刊フェラーリF2007ラジコンカー」創刊
1/7スケールのエンジン式ラジコンカーを作る

「週刊フェラーリF2007ラジコンカー」創刊号

2010年1月12日発売
創刊号:890円
2号以降:1790円



特製バインダー

 デアゴスティーニ・ジャパンは、「週刊フェラーリF2007ラジコンカー」を、2010年1月12日より発売する。毎週火曜日発売で全100号の予定。価格は創刊号が特別価格で890円、2号以降は1790円。また、20冊分をファイルできる特製バインダーは1290円(2010年4月末まで690円)。

 週刊フェラーリF2007ラジコンカーは、近年のフェラーリF1を代表する名車「F2007」のラジコンカーを組み立てながら、F1の歴史に触れることができるフェラーリ公認のマガジンシリーズ。毎号付属のパーツを組み立てることで7分の1スケールのエンジン式ラジコンカーが完成する。

 1/7スケールで再現されたフェラーリF2007は、ラジコンカーなどのメーカーとして知られる京商により、同誌のためだけに企画・制作されたフェラーリ公認の限定モデル。サイズは670×253×155mm(全長×全幅×全高)。排気量3.46ccの「Kyosho GX21」エンジンを搭載する。駆動方式は後輪駆動。2段変速のギアとセンターディスクブレーキを装備する。

 外観では、前後に装着されたインボードサスペンション、ゼロキール・フロントサスペンション、ミッドシップレイアウトのエンジンなど、F2007の構造を再現。ボディーは、ディスプレイ用のHIPS製と、走行用に軽量で耐衝撃性に優れるポリカーボネート製の2種類が用意され、ヘルメットもキミ・ライコネン、フェリペ・マッサ仕様の2種類が付属する。

全巻そろえると完成するフェラーリF2007ラジコンカー。プロポは80号まで購読するとプレゼントされるディスプレイ用に細部まで再現されたHIPS製ボディー。このほか走行用にポリカーボネート製ボディーも用意
実車と同様にエンジンはミッドシップレイアウト。2段変速ギアを介して後輪を駆動。サスペンション形式も実車に準じたものとなる

 マガジンでは「F1クローズアップ」「ホビーRCカーの世界」「フェラーリF1ヒストリー」「組み立てガイド」の4つの章でフェラーリF1の魅力とホビーラジコンカーの世界を解説。フェラーリF1の歴史を歴代ドライバーやレース展開、マシンとその開発秘話など、あらゆる角度から振り返り、パーツの組み立て手順、ラジコンカーの操作テクニック、機能や原理、メンテナンス方法などを写真やイラストを交えて解説する。また、第2号には特別付録として「スタートアップDVD」が付録する。

 創刊号から80号まで購読した人には、完成させたラジコンカーの走行に必要な、フェラーリレッドに塗装された特製プロポがもれなくプレゼントされる。また、デアゴスティーニ・ジャパンWebサイトから2010年2月末までに定期購読を申し込むと、オリジナル工具ケースがもれなくプレゼントされる。

 フェラーリ2007は、ミハエル・シューマッハ引退後の初シーズンとなる2007年、キミ・ライコネンとフェリペ・マッサの新体制で挑み、最終戦で劇的な優勝を飾ったキミ・ライコネンがワールドチャンピオンに輝いたモデルだ。

(椿山和雄)
2009年 12月 15日