日産、新型「フーガ」の受注状況を発表
月販目標の約5倍の3996台を受注

新型「フーガ」

2009年12月18日発表



 日産自動車は12月18日、11月19日に発売した新型「フーガ」の受注状況を発表した。これによると発売後1カ月の12月17日の時点で、月販目標(800台)の約5倍となる3996台を受注した。

 購入年齢層は、29歳以下が2%、30歳~39歳が7%とひと桁台にとどまるが、40歳~49歳が16%、50歳~59歳が29%、60歳以上が46%と、年齢層が高いことが伺える。

 受注内容をグレード別に見ると、250GTが25%でトップとなり、370GTが23%、370GT Type Sが19%と続く。しかしエンジン別の比率では2.5リッターエンジン搭載車が「環境対応車普及促進税制(エコカー減税)」の適用を受けるにもかかわらず、3.7リッターエンジン搭載車が56%を占める結果となった。

エンジングレード構成比
VQ25HR250GT Type P11%44%
250GT25%
250GT Aパッケージ8%
VQ37VHR370VIP7%56%
370GT Type S19%
370GT23%
370GT FOUR6%
370GT FOUR Aパッケージ1%

 メーカーオプションの装着比率では、ECOペダルやLDP(車線逸脱防止支援システム)、インテリジェントブレーキアシストなど、さまざまな安全技術をまとめたセーフティシールドパッケージが24%でトップ。それに本革パッケージ(23%)、BOSEサラウンドサウンドシステム(18%)、プレミアムインテリアパッケージ(13%)、コンフォートサスペンション(11%)が続いた。

 ボディーカラーに関しては、クリスタルホワイトパールが33%、スーパーブラックが22%で、この2色が過半数を占めた。以下ガーネットブラック(16%)、ブリリアントシルバー(10%)、ディープブロンズ(10%)、ブレードシルバー(5%)、グレイッシュブルー(4%)。

(編集部:小林 隆)
2009年 12月 18日