ソニー損保、「ママドライバーのカーライフ調査」を発表
ママさんドライバーが欲しい車は「タント」「ステップワゴン」

欲しい車種はダイハツ「タント」が総合1位を獲得。また、自分専用の車を持っているドライバーはタント、家族共有のドライバーはステップワゴンを1位に選んだ

2009年12月18日発表



 ソニー損害保険は12月18日、「ママドライバーのカーライフ調査」としてママさんドライバー1000名に聞いた調査結果を発表した。

 この調査は、12月4日~7日にかけてインターネット上で調査されたもの。調査会社であるネットエイジアのインターネットモニター会員のなかから、20歳~49歳の間で月に1回以上自動車を運転し、かつ末子が小学校6年生以下の女性に聞いたもので、1000件の有効回答を集計した。

 それによれば、欲しい車種の総合1位はダイハツ「タント」(18.8%)、2位がホンダ「ステップワゴン」(17.3%)、3位が日産「セレナ」とダイハツ「ムーヴ」(ともに13.3%)、次いでトヨタ「プリウス」(13.2%)となった。回答者がよく運転する車が「主に自分専用」か「家族共有」かでみると、自分専用ではタント(25.7%)、家族共用ではステップワゴン(20.6%)が1位に選ばれた。

 また、よく運転している車が何列シートかという質問では、「3列シート」の割合が全体で40.4%、その車が家族共用である場合は60.5%まで上がる。3列シートと子どもの人数の関係では、子ども1人だと25.6%、2人だと40.5%、3人だと52.8%と子どもの人数が増えるにつれて3列シートの比率は高まる。

 購入の際の車種選択は「自分」41.3%、「夫」54.0%で、ボディーカラー選択は「自分」58.0%、「夫」36.9%と、車種は夫が決め、カラーは自分で選択という結果が出た。

よく運転している車のシートについて購入時に誰が車種選択をし、誰がボディーカラーを決めているかについての回答結果

 車選びの際に車のインテリアや居住空間に関連するもので、特にこだわるポイントを複数回答で聞いたところ、「車内の広さ」80.5%、「後部荷室の広さ」53.9%と、広さに関する項目が5割を超えた。次いで「スライドドアがどうか」という項目を挙げた人が43.6%となり、子どもがドアを開ける際に隣の車を気にしなくてもよいということも、購入ポイントになることが明らかになった。

 また、維持費の節約について聞いた質問では、「安いガソリンスタンドを意識して使う」が73.3%でトップ。「エコドライブを心がける」は34.1%にとどまった。また、「車での外出を減らす」は全体では18.8%だが、週に2回以下しか使わない人に限っては33.5%と、利用頻度の少ない人ほど車を使わない方向で考えているようだ。

インテリアや居住空間に関連するもので、特にこだわるポイントは「車内の広さ」が80.5%と群を抜いて多かった維持費を節約するためにしていることのトップは「安いガソリンスタンドを意識して使う」車の利用方法について。もっとも回答の多かったのは「買い物」、次いで「子どもの送り迎え」、「家族で出かける」

 一方、特別な日に乗りたい車やクリスマスソング、助手席に乗せたい有名人についても質問がされた。ブランドとボディーカラー別に希望を聞いたところ、自分で運転したい車では「黒いBMW」がトップ、次いで「黒いメルセデス・ベンツ」、「赤いBMW」となった。助手席に乗りたい車では「黒いメルセデス・ベンツ」がトップで、次いで「白いメルセデス・ベンツ」「黒いBMW」となった。

 クリスマスソングでは1位が「ラスト・クリスマス(ワム!)」、次いで「クリスマスイブ(山下達郎)」、「いつかのメリークリスマス(B'z)」。助手席に乗せたい有名人は1位が「福山雅治」で、2位は「小栗旬」、3位は「水嶋ヒロ」「木村拓哉」の順となり、なかには女性タレントの「ベッキー」や子役スターの「加藤清史郎」を挙げた人もいた。

特別な日に乗りたい車については、自分で運転したいのは「黒いBMW」で、助手席に乗りたいのは「黒いメルセデス・ベンツ」運転中に聞きたいクリスマスソングの1位は「ラスト・クリスマス(ワム!)」助手席に乗せたい有名人は「福山雅治」(91人)。2位「小栗旬」(39人)、3位「水嶋ヒロ」「木村拓哉」(32人)に大きな差をつけた

(正田拓也)
2009年 12月 18日