高速道路各社、年末年始期間の交通状況を発表
10km以上の渋滞回数は1.3倍、30km以上は1.6倍以上に

2010年1月6日発表



 NEXCO東日本(東日本高速道路)、NEXCO中日本(中日本高速道路)、NEXCO西日本(西日本高速道路)、JB本四高速(本州四国連絡高速道路)の高速道路各社は1月6日、年末年始期間の交通状況を発表した。

 発表によると、2009年12月26日~2010年1月5日(11日間)の交通状況は、昨年度(2008年12月26日~2009年1月5日、11日間)と比べ、10km以上の渋滞回数が150回から195回(昨年度対比130.0%)に、30km以上の渋滞回数が11回から18回(同163.6%)へと増加。

 10km以上の渋滞回数に関しては、年末(12月26日~31日)年始(1月1日~5日)の内訳が発表されており、年末が45回から29回へと減少したのに対し、年始が105回から166回へと大幅に増加している。これは、ETCの休日特別割引が年末には実施されず、年始の全期間にわたって実施されたことが影響していると思われる。

 主な渋滞個所のワーストランキング下記一覧のとおり。

順位上下線道路名渋滞日時(ピーク)渋滞発生個所渋滞延長要因
1下り東名高速1月3日17時ごろ富士川SA付近40.7km事故および交通集中
2下り東名高速1月1日17時ごろ静岡IC付近36.7km事故および交通集中
3下り名神高速1月1日3時25分ごろ関ヶ原IC付近33.1km降雪および交通集中
1上り東名高速1月2日16時40分ごろ三ケ日IC付近54.3km交通集中
2上り東名高速1月2日18時ごろ袋井IC付近54.0km事故および交通集中
3上り東名高速1月3日15時55分ごろ沼津IC付近51.6km事故および交通集中

 また、全国の高速道路の主な区間(23カ所)の区間平均の交通量については、1日3万6500台から3万8800台と1.06倍の増加となっている。

(編集部:谷川 潔)
2010年 1月 6日