三菱、さいたま市にi-MiEVの青色防犯パトロールカー10台を納車
電気自動車の普及に関する協定「E-KIZUNA Project」を締結

i-MiEVベースの青色防犯パトロールカー

2010年1月26日発表



 三菱自動車工業は1月26日、埼玉県さいたま市が進める「E-KIZUNA Project」を共同で推進していくことに合意するとともに、さいたま市に電気自動車「i-MiEV(アイ・ミーブ)」を、青色防犯パトロールカーとして10台納車したと発表した。さいたま市に電気自動車(EV)が納車されるのは、今回が初めて。

 E-KIZUNA Projectは、さいたま市が“持続可能な低炭素社会”の実現に向けて、市民・事業者・行政と連携の上、「充電セーフティネットの構築(安心感)」「需要創出とインセンティブの付与(満足感)」「地域密着型の啓発活動(親近感)」を基本的な方針に、EV普及拡大の課題解決に取り組むプロジェクト。

 三菱とさいたま市はE-KIZUNA Projectの合意に基づき、EVに関連する新しいビジネスモデル、ITS(ナビ等の車載機器など)を活用した情報収集、タクシーや営業車両へのEV導入促進、小中学校でのEV教室などについて、検討・協議していく。

(編集部:谷川 潔)
2010年 1月 26日