日産、新グローバルコンパクトカーと「ジューク」をジュネーブショーで公開 グローバルコンパクトカーには、新開発1.2リッター3気筒エンジン搭載 |
日産自動車は2月16日、3月2日~14日までスイスで開催される「第80回 ジュネーブ国際自動車ショー(80th International Motor Show)」で、新グローバルコンパクトカーと、新型コンパクトクロスオーバー「ジューク」を展示すると発表した。また、今秋の発売を予定している電気自動車「リーフ」を欧州で初公開する。
グローバルコンパクトカーのイメージスケッチ | |
ジューク | リーフ |
新グローバルコンパクトカーは、昨年10月にそのスケッチが公開されていたもの。3月にタイでの発売が予定されており、その後160カ国以上の市場で発売する。このグローバルコンパクトカーには新開発の直列3気筒1.2リッターガソリンエンジンのほか、1.5リッターのターボディーゼルも用意される。トランスミッションは、変速比幅7.3の副変速機付きCVTやAT、MTが用意され、各国の市場特性にあわせて発売されることになる。
新開発の3気筒エンジンにはアウターバランサーを採用し、エンジンとトランスミッションの締結剛性を向上させたことで、室内の騒音と振動を4気筒車並に抑えたと言い、新開発のVプラットフォームによって、クラス一番の乗り心地とハンドリングを実現したとする。
新開発の直列3気筒1.2リッターエンジン | 新世代XTRONIC CVTと名付けられた、副変速機付きのCVT | Vプラットフォーム図 |
(編集部:谷川 潔)
2010年 2月 16日