鈴鹿サーキット、4月17日、18日に「SUZUKA 2&4レース」
フォーミュラ・ニッポンとJSB1000を同日開催

4輪国内レースの最高峰、フォーミュラ・ニッポン

2010年4月17日(予選)、18日(決勝)
前売り観戦券(2日間有効):大人3900円、ペア7000円、中・高校生1600円
当日観戦券(予選):中高生以上1600円
当日観戦券(決勝):大人4200円、中高生1600円



2輪の国内レース最高峰、MFJ全日本ロードレース選手権(JSB1000)

 鈴鹿サーキットは4月17日、18日、2輪と4輪の国内最高峰レースである「2010 MFJ全日本ロードレース選手権(JSB1000)シリーズ第2戦」と「2010 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第1戦 鈴鹿サーキット」を「SUZUKA 2&4レース」で併催する。観戦券は2日間有効の前売り観戦券が大人3900円(ペア7000円)でゆうえんちモートピアパスポート付。中・高校生は1600円で入場のみ。当日観戦券は、予選の4月17日が中高生以上1600円(遊園地入園料)、決勝の18日が大人4200円、中高生1600円となる。そのほか、VIPスイート・プレミアムやファミリーラウンジ、パドックパスなど、さまざまなチケットが用意されるので詳細は鈴鹿サーキット公式サイトをご確認いただきたい。

 SUZUKA 2&4レースでは、その名のとおり、2輪と4輪のレースが同日開催される。2輪ロードレースのJSB1000は、国内2輪の最高峰。SUZUKA 2&4レースがシリーズ第2戦となる。2008年、2009年でV2を達成した中須賀克行選手が今年も勢いに乗るか、今シーズンでの引退を表明しているベテラン伊藤真一選手が意地を見せるか、あるいは最速ライダーの異名を持つ秋吉耕佑選手が待ったをかけるか、注目が集まる。

V3を狙う中須賀克行選手今シーズンで引退する伊藤真一選手最速ライダーの異名を持つ秋吉耕佑選手

 4輪の国内最高峰レースであるフォーミュラ・ニッポンは、SUZUKA 2&4レースが開幕戦。昨シーズンから投入されたニューマシン&ニューエンジンは熟成が進み、ドライバーにとっても慣れたマシンで、開幕戦から熱いバトルが期待される。

 フォーミュラ・ニッポンでは昨年同様、ナカジマレーシング対チームインパルの争いが注目のポイント。中嶋悟監督率いるナカジマレーシングはホンダエンジンを搭載、一方星野一義監督率いるチームインパルはトヨタエンジンを搭載。昨シーズンはナカジマレーシングがドライバーズチャンピオン、チームタイトルを奪取したが、果たして今年はどうなるのか。その行く末を占う重要な一戦となることは間違いない。

中嶋悟監督率いるナカジマレーシング星野一義監督率いるチームインパル

 SUZUKA 2&4レースでは、4月17日には中学生以下の子供とその保護者を対象に、キッズピットウォーク(無料)を開催するほか、予選・決勝ともピットウォーク(中学生以上2000円)を開催。また、表彰式では、より近くで観戦できるようメインストレートを開放する。

 そのほか、今回フォーミュラ・ニッポンの予選ではノックアウト予選方式が採用される。これはF1のように3回に分けて予選を行い、上位ランキング車だけが、次の予選に進めるというものだが、この予選をより分かりやすくするため、GPエントランス(入場ゲート)では予選チェックシートを配布する。

 さらに優勝当てクイズも実施。応募用紙はエントリーが発表されしだいWebサイトで公開され、それをプリントアウトしたものに、予想した優勝者名を記入し、決勝1時間前までにGPエントランス付近にある投函場所に投函するというもの。見事的中すると、抽選でフォーミュラ・ニッポンペアご招待券(観戦券・ホスピタリティラウンジパス付き)や、コカ・コーラ ゼロ鈴鹿8時間耐久ロードレースペアご招待券(観戦券・ホスピタリティテラスパス付き)、優勝ドライバー、ライダーサイン入りグッズなどが当たる。

 また、「Enjoy Honda SUZUKA 2010」も同日開催され、Enjoy Honda SUZUKA 2010のチケットでもSUZUKA 2&4レースを観戦することができる。Enjoy Honda SUZUKA 2010の詳細に関してはEnjoy Hondaホームページを参照いただきたい。

(瀬戸 学)
2010年 2月 18日