ボルボ、装備をより一層充実させた「XC90」
グレード構成はSEとR-DESIGNの2ラインアップに変更

XC90 R-DESIGN

2010年2月19日発売
639万円、699万円



XC90 SE

 ボルボ・カーズ・ジャパンは、7人乗りプレミアムSUV「ボルボXC90」を一部改良し、2月19日に発売した。価格はXC90 SEが639万円、XC90 R-DESIGNが699万円。ハンドル位置は右のみ。

 XC90は、V型8気筒エンジンまたは直列6気筒エンジンをフロントに横置きする大型SUV。日本には現在、直列6気筒の4WD、7人乗りモデルのみ導入されている。

 従来はNordicと3.2 R-DESIGNの2モデル構成だったが、XC90 SEとXC90 R-DESIGNの2ラインアップに変更し、いずれも直列6気筒DOHC 3192ccエンジンを搭載する。トランスミッションは6速ATを組み合わせる。2010年度燃費基準を達成し、エコカー購入補助金を受けられる。最高出力175kW(238PS)/6200rpm、最大トルク320Nm(32.6kgm)/3200rpm。

 ボディーサイズは4810×1910×1780mm(全長×全幅×全高)で、XC90 R-DESIGNの全幅は+25mmワイドとなる。ホイールベースは2855mm。

2列目シート中央部にシート一体型チャイルドシートを装備した

 従来モデルからの変更点は、エクステリアではサイドアンダーミラーをサイドビューカメラに変更し、フロントグリルのエンブレムを大型化、クロームトリム付きのフロントバンパーエアインテークを装備した。さらにXC90 SEでは、シルバーカラーのルーフレール、速度感応式パワーステアリング、18インチアルミホイールを標準装備とした。

 XC90 R-DESIGNは、20インチアルミホイールや特別チューニングされたスポーツサスペンション、クローム仕上げの専用デュアルスポーツテールパイプのほか、アルミニウムパネルを施した専用サーボトロニック速度感応式パワーステアリング、専用スポーツシートやフロアマットなどを採用している。

(編集部:小林 隆)
2010年 2月 19日