富士スピードウェイ、2010年度「富士チャンピオンレースシリーズ」のスケジュール
全6戦を開催、初戦は3月14日

3月14日に開幕する2010年 富士チャンピオンレースシリーズ(写真は2009年最終戦)

2010年3月10日発表



 富士スピードウェイは3月10日、伝統のアマチュアレース「富士チャンピオンレースシリーズ」の2010年度のスケジュールを発表した。開催スケジュールは以下のとおり。

大会名日程レース形式周回数
第1戦3月14日予選/決勝スプリント8~12周
第2戦4月18日予選/決勝
第3戦(5周年記念大会)5月22日予選、23日決勝耐久4時間
第4戦7月25日予選/決勝スプリント8~12周
第5戦9月26日予選/決勝
第6戦12月12日予選/決勝

今年から全10区分21クラスの設定となる(写真は2009年最終戦)

 今年は第3戦をリニューアル5周年大会と位置づけ、成績優秀者には特別賞典を贈呈するほか、各クラスの年間シリーズチャンピオンには特別賞金を授与すると言う。

 また、新たな試みとして、2005年のリニューアルオープン以降、使用したことのないダンロップコーナーのシケインをショートカットすることで、全長4563mから4523mとなるショートレイアウトコースを第2戦と第4戦で採用すると言う。このショートレイアウトコースは、第1戦の終了後に実施する公式練習走行で初採用となる。

 クラス区分も変更され、新たにシルビアとロードスターカップNC(2000cc)を参戦可能とし、全10区分21クラスを設定。レギュレーションではN1600(AE86)クラスで5バルブエンジン(AE111)を搭載可能としたほか、シルビアクラスはターボエンジンを搭載可能としたことで180SXも参加できる。

 クラス区分は以下のとおり。

区分クラス
1レビン・トレノ111
2カローラアクシオGT、MR2、NA1600、N1600、シルビア・180SX
3ロードスターNA6、ロードスターNB6、N1000、デミオ(N1)
4ロードスターカップNA6、ロードスターカップNB6、デミオレース
5ロードスターカップNA8、ロードスターカップNB8、ロードスターカップNC
6N1400
7FJ1600、S-FJ
8F4(第3戦にて開催)
9Netz Cup ヴィッツ(第5戦にて開催)
10耐久レース(上記レース区分1~3の各クラス(NA1600を除く)
子供の重力カーレース用のソープボックス車両

 なお、第1戦を開催する3月14日には「第10回記念ソープボックスダービー日本グランプリ日本代表選考会」の練習走行会が、西ゲート前の場内道路で行われる。8歳~16歳を対象とし、直線の坂道を下ることに特化した、子供の重力カーレース用のソープボックス車両を用いて行われる。参加費は3000円。


(編集部:小林 隆)
2010年 3月 10日