首都高、平成21年度お客様満足度調査結果
前年度調査から0.3ポイントの向上

2010年4月7日発表



 首都高速道路は4月7日、平成21年度(2009年4月~2010年3月)のお客様満足度調査結果を発表した。この調査は毎年実施しており、首都高Webページ上での調査のほか料金所などでの調査票配布によってユーザーニーズを把握するためのもの。今回の回答数の合計は9741件。

 総合満足度については、5段階評価で前年度調査から0.3ポイント向上。満足側の回答が48%、不満側が20%で、「満足を感じるお客様が多い」としている。

 「主要サービス8分野」における満足構造のほか、「首都高の車の流れ」「安全性について」「走行中の快適性について」「ホームページについて」「情報提供について」「PA(パーキングエリア)について」「ETC利用について」「係員のいるブースについて」の8分野の満足度と影響度も公表。影響度がもっとも高いのが首都高の車の流れで、満足度がもっとも高いのが係員のいるブースの応対となっている。

 首都高では、この調査結果を経営計画に反映して、満足度向上に努めていくとしており、川崎縦貫線(殿町~大師)、中央環状品川線(3号線~湾岸線間)の開通によってボトルネック対策推進などを図っていくほか、用賀PA、加平PAのトイレリニューアル、ETCレーンでの開閉バー開遅延策などによって快適性の向上や安全性の向上を行っていく。

(編集部:谷川 潔)
2010年 4月 7日