JAF、ゴールデンウィークのロードサービス実施状況
一般道は「過放電バッテリー」、高速道路は「タイヤのパンク」がトップ

2010年5月13日発表



 JAF(日本自動車連盟)は5月13日、ゴールデンウィーク期間(4月29日~5月5日)のロードサービス実施状況を発表した。

 発表によると、全国のロードサービス実施件数は5万6442件で、対前年比107.5%(3924件増)となった。増加分の内訳は一般道が3747件、高速道路が177件。全てのエリアで前年を上回る結果となった。

 出動理由は、一般道路では「過放電バッテリー」が1万9857件(37.92%)でトップとなり、以下6755件の「キー閉じ込み」(12.90%)、5389件の「タイヤのパンク(バースト、エア圧不足含む)」(10.29%)が続いた。高速道路では1126件の「タイヤのパンク(バースト、エア圧不足含む)」(27.63%)がトップで、次いで543件の「燃料切れ」(13.33%)、332件の「過放電バッテリー」(8.15%)となっている。

 JAFロードサービスの一般道、高速道路における主な出動理由上位10種は下記のとおり。

一般道路

順位故障内容件数
1過放電バッテリー1万9857
2キー閉じ込み

6755

3タイヤのパンク(バースト、エア圧不足含む)

5389

4落輪(落込含む)

3108

5事故

2472

6破損バッテリー(劣化含む)

1760

7燃料切れ

1320

8発電機(充電回路含む)

632

9スタータモータ

566

10バンドルロック(キー作動機構含む)

477


高速道路

順位故障内容件数
1タイヤのパンク(バースト、エア圧不足含む)

1126

2燃料切れ

543

3過放電バッテリー

332

4事故

279

5キー閉じ込み

97

6発電機(充電回路含む)

77

7オートマチックミッション

64

8ベルト駆動機器(アイドルプーリー、ステー含む)

53

9補機駆動ベルト

47

10クラッチ機構(ロッド、ワイヤー含む)

47


道路合計

順位故障内容件数
1過放電バッテリー

2万189

2キー閉じ込み

6852

3タイヤのパンク(バースト、エア圧不足含む)

6515

4落輪(落込含む)

3109

5事故

2751

6燃料切れ

1863

7破損バッテリー(劣化含む)

1798

8発電機(充電回路含む)

709

9スタータモータ

582

10バンドルロック(キー作動機構含む)

486


(編集部:小林 隆)
2010年 5月 14日