JAF、クルマの浸水トラブル救援が梅雨入り後に増加
九州地方に集中

2010年6月29日発表



 JAF(日本自動車連盟)は6月29日、クルマの浸水トラブル救援が梅雨入り後に増加していると発表した。これは6月に入ってからのロードサービス救援出動について、トラブルの原因を調査した結果判明したもの。

 6月1日~11日が3件(関東1、中国1、九州1)であったのに対し、6月12日~24日は20件(東北1、関東3、中部3、関西2、九州11)と、九州地方が梅雨入りした6月12日以降で水があふれた道路(冠水路)を走行したことによりトラブルにあったケースが増加しており、半分以上が九州で起きている。

 JAFでは、クルマの浸水トラブルを防ぐポイントとして「大雨・集中豪雨の際はなるべく運転を控える」「周囲より低い位置にある道路(地下道、アンダーパスなど)は通らない」「クルマの保管場所(自宅駐車場など)の状況も確認しておく」「比較的水深の浅い冠水路(5~10cm程度)でも慎重に」の4つを挙げている。

 また、先日「冠水路を走りきれるか?」というユーザーテストを、アンダーパスが冠水との想定で実施し、その模様を映像で公開している。

(編集部:谷川 潔)
2010年 6月 29日