ソニー損保、「お盆の帰省に関する調査」
帰省予定日は8月13日、14日に集中、Uターンは15日

2010年7月29日発表



 ソニー損害保険は7月29日、「お盆の帰省に関する調査」結果を発表した。この調査は、7月16日~7月20日の5日間、20代~50代の「自家用車を所有し、自分で運転しており、昨年のお盆に続き、今年のお盆も帰省する予定がある」男女に対し、インターネットで実施し、1000名の有効回答を得たもの。

帰省で利用する予定の交通手段
 帰省で利用する予定の交通手段(複数回答)については、「自家用車」86.2%、「鉄道」9.6%、「飛行機」3.7%となり、自家用車を利用して帰省する予定を立てている人が8割以上に上る結果となっている。

 自家用車で帰省を予定している862名への、「お盆割増がある(通常料金よりも高くなる)が、例年のお盆より渋滞が少ない高速道路」と「ETC割引(1000円上限)があるが、例年のお盆より渋滞が多い高速道路」のどちらを選ぶかという設問には、前者が61.3%、後者が38.7%となり、“料金が高くても渋滞が少ない”を希望する人が多く、これは昨年の調査よりも7.3ポイント上昇しているとする。

 その862名に対する、お盆時期の高速道路料金の割引に関する質問では、お盆時期の割引は土日のみではなく、平日まで拡大してほしいとの意見が5割になり、この5割に“料金が高くても渋滞が少ない”を希望する人の41.9%が含まれることから、“渋滞は少ないほうがよいけれども、料金も安くすませたい”という意見が現れたものと分析している。

今年のお盆の帰省で利用する交通手段「料金が高いが渋滞が少ない高速道路」と「料金が安いが渋滞が多い高速道路」の比較お盆時期の高速道路料金の割引

帰省日に関して
 自家用車で帰省を予定している862名へ、帰省日に関して限定回答(2つまで)で質問したところ、8月14日(25.8%)、8月13日(24.9%)、8月12日(14.8%)、8月7日(13.1%)の回答を得た。Uターン日に関しては、8月15日(38.1%)、8月14日(26.1%)、8月16日(15.8%)の順となっている。

 また、帰省日の出発時刻については、8時~12時(46.4%)、4時~8時(18.6%)、12時~16時(13.7%)の順で、Uターンの出発時刻は、16時~20時(29.4%)、8時~12時(21.3%)、12時~16時(20.9%)、20時~24時(18.0%)となり、帰省日の出発時刻が午前中に集中しているのに対し、Uターンの出発時刻は分散しているのが分かる。

お盆の帰省の候補日お盆のUターンの候補日
お盆の帰省日の出発時刻お盆のUターン日の出発時刻

 そのほか、この調査では「帰省前の渋滞情報」「帰省時の渋滞 イライラしないでいられる距離」「お盆に帰省する理由」「ETCで支払えたらよいと思うものは」などの設問を行っており、その結果が記載されている。

(編集部:谷川 潔)
2010年 7月 29日