キラメック、ガイドライン準拠のHV用車両接近通報装置

2010年8月2日発売
オープンプライス



 キラメックは、ハイブリッド車用の疑似エンジン音発生装置「車両接近通報装置 SCIBORG HV-100」を8月2日に発売した。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は1万9800円前後。

 ハイブリッド車の低速走行時に疑似エンジン音を発生させ、周囲に存在を知らせる装置。国土交通省の車両接近通報装置のガイドラインに準拠している。

 適合車種は次のとおり。

プリウスZVW30系2009年5月~
プリウスNHW20系2005年11月~
クラウンハイブリッドGWS204系2008年2月~
SAIAZK10系2009年12月~
レクサス RXGYL15・16W2009年4月~
レクサス HS250hANF10系2009年7月~

 イグニッションONで、シフトポジションがP以外であれば常に疑似音を発生するため、停止状態から走行状態に移行するのが明確に分かると言う。疑似音が停止する速度は20km/hと30km/hを選べるほか、高速道路などで疑似音が不要なときはスイッチで停止できる。

 また、静音のためにEVモードを使用する際に、EVモードON時に自動的に停止させることも可能。

 車両とはOBD2コネクターのみで接続するため、設置も容易としている。

(編集部:田中真一郎)
2010年 8月 16日