パナソニック、観光ガイドとカメラが入ったPND「旅ナビ」

2010年10月8日発売
オープンプライス



 パナソニックは、ポータブルSDトラベルナビゲーション「CN-SG500L-T」「CN-SG500D-T」(通称「旅ナビ」)を10月8日に発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は6万円前後の見込み。なおCN-SG500L-Tは家電販売店、CN-SG500D-Tはカー用品店で販売されるが、内容はどちらも同じ。

 152×18.5×92mm(幅×奥行き×高さ)、249gのボディーに5V型ワイド(480×272ピクセル)液晶ディスプレイを搭載したハンディナビで、付属の車載用スタンドを使えばカーナビとして使えるほか、歩行ナビモード(おでかけウォーク)を備える。

 全国約8万件、昭文社「MAPPLEガイド」データ約100冊分のスポット情報がプリインストールされており、出発前に旅行のプランを立てることができる。スポットには付箋を貼り付けることができ、付箋を付けたスポットを巡る旅行プランを作成して、旅先で呼び出すことができる。1ルートには5カ所の立ち寄りスポットを設定でき、5つのルート保存できる。

 なお、「東京情緒食堂」「地元の食・郷土料理」「農家レストラン」「旨いこだわり蕎麦」「全国道の駅」など、オプションのガイドブックを購入して、インストールすることもできる。

 200万画素のカメラを搭載しており、近くのスポットにカメラを向けてシャッターを切ると、GPSの情報などをもとにガイドブックからスポットの情報を表示する「何これカメラ」や、風景をディスプレイに映し出すと、スポット名や地名が重ねて表示される「街並みスコープ」を搭載。街並みスコープでは、最大約100km先までの地名を表示できる。

 カメラでは写真撮影も可能で、写真には位置情報を付加し、地図上の撮影した場所から、写真を表示することもできる。

 カーナビとしては、画面上の「ランドマーク」ボタンを押すだけで、駐車場やコンビニなどのランドマークを地図上に表示し、ランドマークまでのルートを探索したり、ルート案内中に「迂回」ボタンを押せば、渋滞や混雑を避けるルートを探索する機能などを搭載する。

 このほか、ワンセグチューナーとワンセグ録画、MP3とWMVの音楽再生、「ディーガ」や「ビエラ」で録画したSD動画の再生などの機能を備える。

 電源は内蔵リチウムイオン充電池で、連続使用可能時間は省電力モードで約6時間。別売のACアダプターやシガーライターソケットも使用可能

 なお同社直販サイト「パナセンス」で、9月21日までモニター販売を受付ける。

(編集部:田中真一郎)
2010年 9月 7日