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三菱、商用車3モデルを一部改良 「ランサーカーゴ」「デリカバン」「デリカトラック」の装備を充実 |
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三菱自動車工業は9月9日、商用車「ランサーカーゴ」「デリカバン」「デリカトラック」を一部改良して発売した。価格はランサーカーゴが130万8000円~186万円、デリカバンが172万8000円~217万9000円、デリカトラックが158万8000円~191万8000円。
ランサーカーゴは、12S/15S/16Sグレードに助手席SRSエアバッグを標準装備したほか、ACパワーサプライ(AC100V)、助手席アシストグリップを全車標準装備とした。
デリカバン、デリカトラックは、静粛性に優れると言う新型の直列4気筒DOHC 1.8リッターエンジンを搭載し、燃費を向上させた。これにより、バン・トラックのいずれも2WD/5速MT仕様車は平成22年度燃費基準+5%を、2WD/4速AT仕様は平成22年度燃費基準を達成した。
新型エンジンは出力の向上も図られており、最大出力は70kW/5200rpmから75kW/5300rpmに、最大トルクは35Nm/2500rpmから147Nm/4000rpmに引き上げられている。
なお、今回の改良にあわせて2リッターディーゼルエンジンを廃止し、グレード展開の見直しを図った。
装備面では、全車に大型センターコンソールを採用。これによって乗車定員は3名から2名に変更している。また、助手席SRSエアバッグを全車標準装備とした。
さらに、デリカトラックの全車で荷台のアオリを45mm高くしたほか、シングルタイヤ仕様の荷台を標準ボディー(850kg積)からロングボディー(900kg積)に変更している。
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デリカバン(写真左)、デリカトラックは新型の直列4気筒DOHC 1.8リッターエンジンを搭載し、燃費を向上 |
(編集部:小林 隆)
2010年 9月 9日