三菱重工、酵素フィルターとプラズマイオンのダブル除菌空気清浄機

2010年11月25日発売
乗用車用:2万3100円
トラック用:2万6250円



内部構造

 三菱重工空調システムは11月25日、自動車用空気清浄機「CTC015」を発売した。価格は、乗用車用(DC12V対応)の「CTC015-12V」が2万3100円、トラック用(DC24V対応)の「CTC015-24V」が2万6250円。

 フィルターによる吸着除菌と、プラズマイオンによる噴出除菌が可能な空気清浄機。細菌やウイルス、ホコリ・花粉から臭いまで効果を発揮できるとしている。

 フィルターは4重構造で、大きなゴミやチリ、埃を除去する「プレフィルター」、残ったチリや花粉などを除去する「電気集塵フィルター」、排気ガスやたばこなどのニオイのもとを脱臭する「活性炭フィルター」、細菌・カビ・ウイルスなどの細胞壁に酵素で働きかけてその活動を抑制する「BIOフィルター」を備える。

 フィルターで清浄された空気は、1cm3あたり150万個のプラズマイオンを発生し、車内のウイルスや浮遊菌を抑制する。

 フィルター寿命は、プレフィルターとBIOフィルターが1年、脱臭フィルターは6カ月。電気集塵フィルターは水洗い可能で交換の必要はない。

 本体サイズは127×168×55mm(幅×奥行き×高さ)、重量は310g。電源はシガーライターソケット。マジックテープや別売の専用シート取付用ベルト(630円)などで、ダッシュボード上部やシート背面部などに取り付ける。別売品として交換用フィルターセット1年分(1260円)などが用意される。

(編集部:田中真一郎)
2010年 11月 26日