スズキは8人乗りミニバンの新型「ランディ」を、12月21日に発売する。

　2007年に初代が発売された3列シート・トールミニバン。これが2代目だが、先代同様、日産セレナのOEM車となっている。

マルチグラフィックアッパーメーター

　パワートレーンは2リッター直列4気筒ガソリン直噴＋CVTのみ。2WDと4WDが用意される。エネルギー回生機構付きオルタネーターと、ECOモーター式アイドリングストップシステムを備える。

　ステアリングホイールより高い位置にメーターパネルを置く「マルチグラフィックアッパーメーター」を採用。速度、エンジン回転数のほか、瞬間燃費、エコドライブナビゲーター、アイドリングストップタイマーなどが表示される。

　また3列目シートを両サイドに跳ね上げる際、ヒンジの機構を変え、位置を下げてシートの跳ね上げ位置を低くしたため、室内の圧迫感が減り、自転車などを積みやすくなった。

2.0G	2.0S
2.0G	2.0S

　用意されるモデルは2.0Gと2.0Sで、どちらにも2WD（FF）と4WDが用意される。Gにはディスチャージヘッドランプ、横滑り防止装置「VDC」、ヒルホールドコントロール、アイドリングストップシステム、両側パワースライドドアが標準で装備されるが、Sではメーカーオプションとなる。またインテリジェントエアコン、バックドアクローザー、本革巻ステアリングホイール、パーソナルテーブル、リラックスモード付きヘッドレスト、イージークリーン加工シートが、Gのみの装備となる。

2列目シートのロールサンシェードは全車に装備。リラックスモード付きヘッドレストはGのみの装備	サードシートのヒンジ位置が低くなり、自転車などが積みやすくなった