ダンロップ（住友ゴム工業）は、SUV用タイヤ「SP QUATTROMAXX（SPクワトロマックス）」を2月から順次発売する。235/65 R17～295/35 R21の全14サイズをラインアップ、価格はいずれもオープンプライス。

　SPクワトロマックスは、ハイパフォーマンスSUV車をターゲットにしたグローバルフラッグシップSUV用タイヤ。ダンロップの最先端タイヤテクノロジーを駆使し、スポーツカーと同様の高性能を追求したと言う。

ビードエイペックス部にケブラーを採用

　ビードエイペックス部には「ケブラー」を採用。剛性を高めたサイドウォール部と相まって直進やコーナリング時の安定性を向上し、高いハンドリング性能を確保。また、タイヤ剛性を高めることでSUVの高荷重に耐え、軽快なハンドリングを実現している。

　トレッド面は、デュアルトレッドコンパウンドを採用。アウト側にドライ時に強力なグリップ力を、イン側にはウエット時に高いブレーキ性能を発揮する2種類のコンパウンドを用い、非対称パターンとすることで、様々な天候で安定したグリップ力とブレーキ性能を発揮する。さらに10種類のトレッドラジアス（曲率半径）を持ったマルチラジアストレッドを採用。接地形状と接地圧をきめ細かく適正化することで、路面状況に左右されない安定したグリップ力を発揮する。

イン側とアウト側でコンパウンドを使い分けたデュアルトレッドコンパウンド		10種類の曲率半径を持ったマルチラジアストレッド

サイドウォールにはピニンファリーナのロゴが刻まれる

　タイヤのデザインは、イタリアのカロッツェリア「ピニンファリーナ」が担当。フラッグシップらしい洗練されたデザインとしている。

　なお、SPクワトロマックスは、1月14日から16日まで開催される「TOKYO AUTO SALON 2011 with NAPAC」のダンロップブースで参考出品する。

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