JAF、道の駅に欲しいサービスは「入浴関連施設」
「道の駅に関するアンケート」結果より

2011年1月13日発表



 JAF(日本自動車連盟)は1月13日、「道の駅に関するアンケート」結果を発表した。

 JAFは、全国177カ所の道の駅と会員優待契約を結んでおり、今回のアンケート調査はそれに併せて行われたもの。20歳未満1186名、30歳代6166名、40歳代7689名、50歳代5811名、60歳以上5952名の総計2万6804名(男性1万9948名、女性6856名)のJAF会員を対象に、インターネット調査を実施した。

 アンケートによれば、道の駅でどのようなサービスがあるとよいかを聞いたところ、1位は「入浴関連施設」(4466件)で、足湯、温泉、シャワーといったコメントを含む。

 2位は観光情報、道路案内、特産品のレシピなどのコメントを含む「各種情報提供」(2794件)で、以下「マッサージ」(1300件)、「仮眠施設」(1274件)と続き、道の駅を休憩施設として利用したいとの声が多い結果となった。

設備・サービスで望まれるものコメント件数
入浴関連施設4466
各種情報提供2794
マッサージ1300
仮眠施設1274
こども向け施設1066
営業時間の延長761
給油(ガソリンスタンド)685
インターネット通信等の環境整備604
ドリンクサービス563
ATM539
ペット関連施設498
携帯電話充電サービス155
現状で満足・特になし2401

 一方、道の駅の利用目的を聞いたところ、「食事・買い物」(46.0%)がもっとも多く、またドライブにおける「道の駅」の位置づけについては、「走行中、見かけると必ず立ち寄る」と回答した人が54.0%を占めたことから、道の駅に目的をもって立ち寄る人が多いとの結果が出た。

 このほか、アンケートでは「JAF会員が選ぶもっともよかった(印象に残った)道の駅」についても紹介しており、全国50件の道の駅が代表コメントとともに紹介されている。

(編集部:小林 隆)
2011年 1月 14日