トヨタ博物館、「収蔵車&資料でたどる自動車125年の歴史」を1月25日より開催
ソアラ発売30周年、スープラ発売25周年の記念講演会も

「収蔵車&資料でたどる自動車125年の歴史」に展示されるベンツパテントモトールヴァーゲン

2011年1月25日~4月3日開催
大人:1000円、シルバー(65歳以上):500円、中高生:600円
小学生:400円(春休み期間中[3月19日~4月3日]無料)
Web割引優待券、団体割引あり



 トヨタ博物館(愛知県長久手町)は、1月25日~4月3日まで、企画展「収蔵車&資料でたどる自動車125年の歴史」を開催する。入館料は、大人1000円、シルバー(65歳以上)500円、中高生600円、小学生400円(春休み期間中[3月19日~4月3日]無料)。同博物館のWebページにはWeb割引優待券が掲載されており、20名以上の団体には団体割引料金を用意する。

 この企画展では自動車125年の歴史を、所蔵する収蔵車および資料を活用し、年代ごとに10項目に分けて展示するとともに、会期中の日曜日と祝日の12日間は、学芸スタッフによる展示説明が各日11時30分から、13時30分からの2回行われる。

展示ゾーン展示車両・資料年式/国
125年前 ガソリン自動車が誕生ベンツ パテント モトールヴァーゲン1886年/ドイツ
自動車の基礎技術、ほぼ出そろうパナール ルヴァッソール1906年/フランス
大衆車時代を開いたT型フォードフォード モデルT1909年/アメリカ
世界大恐慌や戦争の中で自動車は?フォルクス ワーゲン タイプ601942年/ドイツ
戦後復興と新型車ブームフジキャビン(模型)
モータリゼーションが加速した時代パブリカ デラックス1963年/日本
公害・安全問題の中で生き残りをかけた自動車ホンダ シビック CVCC(解説パネル)
日本車が世界市場を席捲、北米での生産開始シボレー ノバ1984年/アメリカ
バブル経済崩壊、自動車の新しい潮流トヨタ プリウス1997年/日本
低炭素社会に向けて、新たなステージへトヨタ i-unit2004年/日本
トヨタ i-REAL2007年/日本
トヨタ Winglet2008年/日本

 常設展示では本館2階、3階の一部車両の入れ替えを行い、1940~1960年代の欧米車、1950~2000年代の日本車、計21台を追加した。そのほか、ソアラ発売30周年、スープラ発売25周年を記念して当時の開発責任者による講演会を新館1階 大ホール(各回定員120名)で開催する。

 ソアラの車両開発講演会は、2月12日14時から「白洲次郎とソアラ」と題し初代ソアラ開発責任者 岡田稔弘氏が、スープラの車両開発講演会は、2月19日14時から「スープラ開発裏話」と題し4代目スープラ 開発責任者 都築功氏が行う。

(編集部:谷川 潔)
2011年 1月 18日