独ダイムラーAGと東レ、CFRP製自動車部品の合弁会社設立
合弁会社は独エスリンゲン市に3月設立

2011年1月24日発表



 独ダイムラーAGと東レは1月24日、炭素繊維複合材料(CFRP)製自動車部品の製造・販売合弁会社を設立することを発表した。この合弁会社は、独エスリンゲン市に2011年3月設立され、資本金は82万5000ユーロ(約9500万円)。出資比率は、東レ50.1%、ダイムラー44.9%、その他5.0%となる。

 新合弁会社が製造・販売するのは、東レのCFRP成型技術である「ハイサイクルRTM(Resin Transfer Molding)」を活用した製品となり、量産部品は2012年に発売されるメルセデス・ベンツの乗用車向けから供給を開始する。

 世界最大の炭素繊維メーカーである東レは、2010年4月28日にダイムラーAGと量産車向けCFRPの共同開発を行うことを発表しており、今回の発表ではCFRP部品を短サイクルで製造できる革新的な量産技術を確立したとしている。

 ダイムラーは、燃費向上と排出ガス削減に向けて、「メルセデス・ベンツの全モデルにおいてホワイトボディー重量を10%軽量化する」という開発目標を設定しており、その一環としてCFRP部品の適用と対象車種の拡大を積極的に進めていく計画だと言う。

(編集部:谷川 潔)
2011年 1月 24日