昭和シェル、カーシェアリング「まちのりくん」をリニューアル
料金体系を整備、車種と台数を拡大

2011年2月1日リニューアル



 昭和シェル石油は2月1日、カーシェアリング実証事業「まちのりくん」のサービス内容をリニューアルした。

 同サービスは、同社の既存ガソリンスタンドやカーメンテナンス機能を活用したカーシェアリングサービスで、2009年12月に開始。このほど、これまでの事業内容に基づき、料金プランなどを見直した。

 従来は軽自動車、コンパクトカーのみを配備していたが、「カローラフィールダー」「ウイングロード」といったワゴンを追加。また、1地域あたりの台数を増やし、東京都練馬区 都営大江戸線 光が丘駅周辺に9台、神奈川県横浜市港南区 JR港南台駅周辺に10台の車両を配備する。

 料金面では、入会金、ICカード発行料など入会時の費用負担を撤廃し、車種の違いによる料金の違いも廃止して、全車種統一料金とした。

 さらに、カーシェアリングが初めてのユーザー向けに、3ヶ月間月額基本料金が無料になる「おためしプラン」を新設。平日のみ15分間100円で利用できる「平日プラン」や、固定費なしで利用できる「レンタカープラン」も設定し、様々なニーズに対応した。

 同社は今後もこのサービスの事業化へ向け、検討を続ける。

(編集部:田中真一郎)
2011年 2月 1日