英ロールス・ロイス、ジュネーブショーでEVテスト車両「102EX」を公開

2011年2月19日発表(現地時間)



 英ロールス・ロイス モーターカーズは2月19日(現地時間)、第81回ジュネーブ国際モーターショー(プレスデー:3月1日~2日、一般公開日:3月3日~13日)に電気自動車(EV)のテスト車両「102EX」を公開すると発表した。

 102EXは、「ファントム」ベースのEVとなり、欧州、中東、アジア、北米でのテスト走行を通じて、さまざまなデータを取得していく。

 同社のCEOであるトルステン・ミュラー・エトヴェシュ氏は、「私たちは世界初の超高級セグメントのEVを開発する。この車両で我々は、将来のロールス・ロイスの代替ドライブトレーン・代替技術を探っていく」とコメントしている。

 102EXの技術的な詳細や外観は3月1日に発表される。現時点では、イメージイラスト、メーターパネル部の電力計、フロントグリル部のオーナメント(フライングレディー)の写真と、専用サイト「ELECTRIC LUXURY」(http://www.electricluxury.com/)にてティザー映像のみが公開されている。

メーターパネル部の電力計フライングレディーは透明な素材に

【お詫びと訂正】記事初出時、イメージイラストをヘッドライトと記述しましたが、訂正させていただきます。

(編集部:谷川 潔)
2011年 2月 21日