ゼットエムピー、電気自動車研究開発向けリチウムイオン電池実験キット「e-nuvo BMS」
バッテリーマネジメントの動きを観察可能

e-nuvo BMS(パソコンは含まれない)

2011年2月24日受注開始
49万8000円



 ゼットエムピーは2月24日、電気自動車研究開発向けリチウムイオン電池実験キット「e-nuvo BMS」の受注を開始した。価格は49万8000円。受注後1カ半月程度で出荷可能と言う。

システム図

 e-nuvo BMSは、総電圧25.9V(3.7V、16Ah×7セル)のリチウムイオンバッテリー、チャージャー、インバーター、BMS(バッテリーマネジメントシステム)からなるキットで、充放電の様子やBMSの働きを観察することができる。

 BMSとの通信はUSBポートを経由してCANプロトコルで行い、LabVIEW、C#/C++言語などにより、バッテリーの監視・測定プログラムの開発が可能としている。

 想定用途は、バッテリー/バッテリーマネジメントシステム研究開発の実験機材、技術者研修、大学・高専・自動車専門学校等での実験教材。

(編集部:谷川 潔)
2011年 2月 24日