サーブ、ジュネーブショーの出展概要
デザインコンセプトカーや9-5 SportCombiをワールドプレミア

9-5 SportCombi

2011年2月24日発表(現地時間)



 瑞サーブ・オートモービルABは2月24日(現地時間)、第81回ジュネーブ国際モーターショー(プレスデー:3月1日~2日、一般公開日:3月3日~13日)の出展概要を発表した。

 今回のジュネーブショーでは、「Concept for Future Saab Design」「9-5 SportCombi」のワールドプレミアを行い、「9-3 Griffin」「9-3 Convertible Independence Edition」などを展示する。

 Concept for Future Saab Designは、サーブ車の今後のデザインの方向性を示すもので、そのデザイン要素や技術が次世代のサーブ車に採り入れられていく。サーブはもともと航空機メーカーをルーツとしており、航空機に由来するものや、スカンジナビアデザインなどサーブ独自のものとしている。駆動方式は後輪を電動とする4輪駆動で、車載コミュニケーションプラットフォームにAndroid OSを使用する。

 9-5 SportCombiは、9-5セダンをベースとする5ドアのワゴンモデルで、欧州各国に投入されるモデル。9-3 Griffinは、現在の9-3のラインアップ(Sport Sedan、SportCombi、Convertible、9-3X)を置き換えていくもので、エクステリアやインテリアをリフレッシュ。エンジンはより低燃費な、可変バルブタイミング装備の直噴ターボエンジンなどが用意されれる。

9-3 Griffin SportCombi9-3 Convertible Independence Edition

 9-3 Convertible Independence Editionは、サーブがGMからスパイカーカーズグループに移り、1周年となったことを祝う限定車。366台のみの生産となる。エクステリアは、アンバーオレンジメタリックで塗装され、空力性能を強化していると言う。

(編集部:谷川 潔)
2011年 2月 25日