ホンダ、タイで新型小型車「BRIO(ブリオ)」を発表 5月下旬にタイ国内で発売 |
ホンダのタイ現地法人ホンダオートモービル(タイランド)カンパニー・リミテッドは3月17日(現地時間)、アジア市場向けに開発した新型小型車「BRIO(ブリオ)」を発表した。5月下旬にタイ国内で発売する。
ブリオは、タイやインドなどアジア地域で拡大するエントリーカー市場に向けて新開発したスモールカー。3610×1680×1485mm(全長×全幅×全高)というコンパクトなボディーサイズに、存在感を主張するデザインとゆったりとした室内空間を実現したと言う。
ブリオのリアまわり | |
インテリア |
タイ仕様車は、1.2リッター i-VTECエンジンを搭載し、タイ政府のエコカー認定基準である5L/100km以上(ECE R101モード測定)の燃費性能や、Euro4排出ガス規制値に対応した環境性能を実現。運転席と助手席のエアバッグを全グレードで標準装備としながら、価格を39万9900バーツ(約107万9730円)からの設定とし、タイ市場で求められる性能と購入しやすい価格を両立したモデル。
生産はホンダオートモービル(タイランド)カンパニー・リミテッドが行い、販売台数は発売から1年間で4万台を計画。将来的には周辺国への輸出を予定する。ブリオは、タイでの生産・販売に続き、今年後半からインドでの生産・販売・周辺国への輸出も予定。
(編集部:谷川 潔)
2011年 3月 17日