BMW、上海ショーで新型「M5」「6シリーズ クーペ」公開 |
独BMWは、4月19日に中国 上海で開幕する「オート上海2011」で、「コンセプトM5」と新型「6シリーズ クーペ」を世界初公開する。
「M5コンセプト」は、現行の6代目5シリーズセダン(F10)をベースとした高性能4ドアスポーツセダン次期「M5」のコンセプトモデル。
パワートレーンはV型8気筒ツインターボと7速デュアルクラッチAT「M-DCT ドライブロジック」の組み合わせ。リアデファレンシャルには、多板クラッチで左右輪のトルク配分を制御する「アクティブMディファレンシャル」が採用される。前後タイヤサイズは265/35 ZR20。
エンジンの排気量や出力は明らかにされていないが、アイドリングストップなどの採用により、燃費とCO2排出量が25%以上改善されているという。
フロントには大型のエアインテークを備えたバンパーを備え、リアにはトランクリッドの小型スポイラーと、リアバンパーにディフューザーが組み込まれる。またフロントフェンダー(左右前輪)の直後には、Mモデル特有のエアアウトレットが設けられる。
「6シリーズ クーペ」は、すでに国内でも受注が開始されている「6シリーズ カブリオレ」のクローズドバージョン。カブリオレ同様に4.4リッター V型8気筒ツインターボの「650i」と、3リッター 直列6気筒ツインスクロールターボの「640i」が用意される。
(編集部:田中真一郎)
2011年 4月 5日