アルファ ロメオ、ミトに“アルファ レッド”の限定モデル

ミト スプリント スペシャルエディション

2011年4月16日発売
281万円(ミト スプリント スペシャルエディション)
295万円(ミト コンペティツィオーネ スペシャルエディション)



 フィアット グループ オートモービルズ ジャパンは、アルファ ロメオ「ミト」の特別仕様車「MiTo Sprint Special Edition(ミト スプリント スペシャルエディション)」と「MiTo Competizione Special Edition(ミト コンペティツィオーネ スペシャルエディション)」を4月16日に発売する。価格は前者が281万円、後者が295万円。

 いずれのモデルもGran Premio P2(1924年)、Gran Premio 159(1951年)、1300 GTA Junior(1968年)といった、同社を代表するレースカーに用いられた「アルファ レッド」をボディーカラーに採用する。従来から6速乾式デュアルクラッチAT「Alfa TCT」搭載のミトには、「アニバーサリーレッド」と呼ばれるメタリックのレッドカラーをカタログラインアップしていたが、ソリッドのアルファ レッドを正式導入するのは今回が初めてとなる(先行予約当初にアルファ レッドの設定はあったものの、日本には導入されなかった)。

 ミト スプリント スペシャルエディションは、TCT用のパドル式スイッチを採用したほか、チタニウムグレー仕上げのアクセントリングやヒーテッド電動ドアミラー(電動格納式)を特別装備。限定200台を用意する。

 ミト コンペティツィオーネ スペシャルエディションはチタニウムグレー仕上げのアクセントリングやヒーテッド電動ドアミラー(電動格納式)に加え、同色の専用アルミホイール(タイヤサイズ215/45 R17)を特別装備する。こちらは限定100台のみの用意。

 いずれも最高出力99kW(135PS)/5000rpm、最大トルク190Nm(19.4kgm)/4500rpmを発生する直列4気筒マルチエア16バルブのインタークーラー付きターボエンジンを搭載。

 ボディーサイズは4070×1720×1465mm(全長×全幅×全高)で、ホイールベースは2510mm。ステアリング位置は右のみとなっている。

チタニウムグレー仕上げのアクセントリング(フロント・リア)チタニウムグレー仕上げのヒーテッド電動ドアミラーは電動格納式コンペティツィオーネ スペシャルエディション専用の17インチアルミホイール’タイヤサイズは215/45 R17)

【お詫びと訂正】記事初出時、「ソリッドのアルファ レッドをミトに正式導入するのは今回が初めてとなる」と記載致しましたが、正しくは「TCT搭載のミトにソリッドのアルファ レッドを正式導入するのは今回が初めて」となります。お詫びして訂正させていただきます。

(編集部:小林 隆)
2011年 4月 14日