アルファ ロメオ、ミトに“アルファ レッド”の限定モデル |
フィアット グループ オートモービルズ ジャパンは、アルファ ロメオ「ミト」の特別仕様車「MiTo Sprint Special Edition(ミト スプリント スペシャルエディション)」と「MiTo Competizione Special Edition(ミト コンペティツィオーネ スペシャルエディション)」を4月16日に発売する。価格は前者が281万円、後者が295万円。
いずれのモデルもGran Premio P2(1924年)、Gran Premio 159(1951年)、1300 GTA Junior(1968年)といった、同社を代表するレースカーに用いられた「アルファ レッド」をボディーカラーに採用する。従来から6速乾式デュアルクラッチAT「Alfa TCT」搭載のミトには、「アニバーサリーレッド」と呼ばれるメタリックのレッドカラーをカタログラインアップしていたが、ソリッドのアルファ レッドを正式導入するのは今回が初めてとなる(先行予約当初にアルファ レッドの設定はあったものの、日本には導入されなかった)。
ミト スプリント スペシャルエディションは、TCT用のパドル式スイッチを採用したほか、チタニウムグレー仕上げのアクセントリングやヒーテッド電動ドアミラー(電動格納式)を特別装備。限定200台を用意する。
ミト コンペティツィオーネ スペシャルエディションはチタニウムグレー仕上げのアクセントリングやヒーテッド電動ドアミラー(電動格納式)に加え、同色の専用アルミホイール(タイヤサイズ215/45 R17)を特別装備する。こちらは限定100台のみの用意。
いずれも最高出力99kW(135PS)/5000rpm、最大トルク190Nm(19.4kgm)/4500rpmを発生する直列4気筒マルチエア16バルブのインタークーラー付きターボエンジンを搭載。
ボディーサイズは4070×1720×1465mm(全長×全幅×全高)で、ホイールベースは2510mm。ステアリング位置は右のみとなっている。
チタニウムグレー仕上げのアクセントリング(フロント・リア) | チタニウムグレー仕上げのヒーテッド電動ドアミラーは電動格納式 | コンペティツィオーネ スペシャルエディション専用の17インチアルミホイール’タイヤサイズは215/45 R17) |
【お詫びと訂正】記事初出時、「ソリッドのアルファ レッドをミトに正式導入するのは今回が初めてとなる」と記載致しましたが、正しくは「TCT搭載のミトにソリッドのアルファ レッドを正式導入するのは今回が初めて」となります。お詫びして訂正させていただきます。
(編集部:小林 隆)
2011年 4月 14日