日産、上海モーターショーで新型「ティーダ」公開 中国市場で初となるターボ搭載モデルをラインアップ |
日産自動車は4月19日、「オート上海2011」(会期:4月19日~28日)において、新型グローバルハッチバック「ティーダ」(中国名:騏達)をワールドプレミアした。
今回発表されたモデルは、中国市場で販売されるティーダのフルモデルチェンジ車で、「プレミアムで俊敏さを表現したスタイリング」「クラストップの快適性」「低燃費と運転のし易さ」をアピールポイントとした。
エンジンは直列4気筒DOHC 1.6リッターの「HR16DE」を採用し、燃料を微細に噴射可能なデュアルインジェクターや、副変速比付きエクストロニックCVTといった低燃費技術を盛り込んだことで、中国における燃費規制値を大幅にクリアしたと言う。また、今回新たに日系車として中国市場で初となるターボチャージャー搭載車もラインアップする。
エクステリアは「Fluid&Brisk」をキーワードとし、先進感を想起させるグリルやランプ類を採用して新しいプレミアム感を演出したほか、ホイールベースを従来モデルから100mm延長し、リアのニールームスペースを拡大。また、フロントウインドーの上下・左右幅を広げるとともに、使いやすさを追求したサイドミラーを採用するなど、視界の確保にも努めた。
インテリアデザインは「Calm&Refined」をキーワードに、落ち着きのあるインテリアとした。シートやアームレストはソフトタッチに仕立てられ、とくにシートは柔らかい座り心地で、振動や疲れを感じにくい仕様とした。
なお、日産ブースには電気自動車のコンセプトカー「タウンポッド」や「コンパクト・スポーツ・コンセプト」、「キャシュカイ」(日本名:デュアリス)、リーフ、GT-Rなどが展示される。
(編集部:小林 隆)
2011年 4月 19日