首都高、満足度調査で初めて満足側が50%超に
平成22年度お客様満足度調査結果

平成22年度お客様満足度調査結果

2011年4月22日発表



 首都高速道路は4月22日、平成22年度(2010年度)お客様満足度調査結果の結果を発表した。この調査は毎年行われているもので、2010年9月16日~10月13日まで首都高のWebページでアンケートを実施したほか、料金所やPA(パーキングエリア)で調査票を配布し回収したもの。総回答数は1万4164件。

 総合満足度は、「満足」「どちらかといえば満足」「どちらともいえない」「どちらかといえば不満」「不満」の5段階評価で実施。満足、どちらかといえば満足を合計した満足側が、調査開始以来初めて50%を上回る50.8%、不満側が20%を下回る17.6%という結果になった。

 そのほか、「走行中の安全性」「首都高の車の流れ」「走行中の快適性」「係員のいるブースの対応」「パーキングエリア」「首都高情報提供」「ホームページ」「ETCの利用」の8項目についても満足度調査を実施。「係員のいるブースの対応」が最も満足度が高く、「首都高の車の流れ」が最も低くなっている。

 首都高のイメージ調査も、全体的なイメージと11項目の細目で行っており、前回と比べ全体的イメージおよび個別11項目のイメージすべてにおいて向上した。

 評価が高かったのは「技術力がある」「社会に貢献している」「情報提供に積極的である」「信頼できる」「誠実である」などの項目で、最も評価が向上したのは「環境に配慮している」。一方肯定評価を否定評価が上回ったのは、「顧客のニーズに敏感である」「先進的である」といった項目。首都高の取組みに対する認知度はイメージ向上と関係があることが分かったと言う。

 調査結果の詳細は、同社Webページに掲載されており、満足度調査で得た意見を基に、お客様満足の向上に一層努めていくとしている。

(編集部:谷川 潔)
2011年 4月 22日