鈴鹿サーキット、世界ツーリングカー選手権のチケット発売
「WTCC KENWOOD Race of Japan」

多数のツーリングカーが激しい戦いを繰り広げる世界ツーリングカー選手権

2011年6月4日発売開始
2011年10月22日、23日開催



 鈴鹿サーキットは、10月22日、23日に開催する2011 FIA 世界ツーリングカー選手権シリーズ 日本ラウンド「WTCC KENWOOD Race of Japan」のチケットを6月4日から発売する。

 WTCC(世界ツーリングカー選手権)は、FIA公認の4つの世界選手権(ほかの3つはF1、WRC、GT1)のうちの1つで、市販車を改造して戦うレースとして、ヨーロッパを中心に南米やアジアなど12カ国、全24戦(1大会2レース制)で争われている。使用車両は、連続した12カ月で2500台以上生産された4座席以上の量産車で、4WDは禁止。現在はシボレー、BMW、セアト、ボルボの4メーカーが参加している。

 WTCCに参戦するドライバーはツーリングカーのスペシャリスト、しかもベテランが多いのも特徴の1つ。かつて全日本F3やフォーミュラ・ニッポンでチャンピオンを獲得したトム・コロネル選手、日本人ドライバーとして初めて年間エントリーを行った谷口行規選手が参加するほか、昨年同様SUPER GTやスーパー耐久で活躍する日本人ドライバーの参戦も予想される。

トム・コロネル選手谷口行規選手

 これまで、WTCCの日本ラウンドは岡山国際サーキットで行われてきたが、今シーズンは鈴鹿サーキットへと変更。鈴鹿サーキットでのWTCCは初開催となる。

 用意されるチケットは、前売り券としては、観戦券(2日間有効)のほか、グループチケット、指定席券。パドックパスや、ピットウォーク券、VIPスイート・プレミアムなどさまざまなものが発売される。

 また、WTCCは箱車による激しいバトルが繰り広げられることから、10月23日には、神戸に本拠地を置くプロレス団体「ドラゴンゲート」のプロレスパフォーマンスを実施。ドラゴンゲートの選手とともにブッフェスタイルの食事を楽しみながら、サインや記念撮影等の懇親会を中心とした、「ドラゴンゲートファン感謝の集い」が開催され、セット観戦券(9800円)も用意される。

自由席も数多く設定されるため、観戦券だけでもレースを存分に楽しめる

前売券

種類価格備考
観戦券(大人、2日間有効)5000円ゆうえんちモートピアパスポート1日付
観戦券(中・高校生、2日間有効)1600円入場のみ
グループチケット(3名、2日間有効)1万3500円ゆうえんちモートピアパスポート1日付
グループチケット(4名、2日間有効)1万7000円ゆうえんちモートピアパスポート1日付
グループチケット(5名、2日間有効)2万円ゆうえんちモートピアパスポート1日付
指定席券 V2席2000円3歳以上共通、日曜日のみ、別途観戦券要
指定席券 V1エリア1000円3歳以上共通、日曜日のみ、別途観戦券要
ファミ得チケット 観戦券セット(大人2人、子供1人)1万1400円ゆうえんちモートピアパスポート1日付
(MOBILITY STATIONのみで販売
ファミ得チケット V2指定席セット(大人2人、子供1人)1万6200円
ファミ得チケット 観戦券セット(大人2人、子供2人)1万3600円
ファミ得チケット V2指定席セット(大人2人、子供2人)2万円

当日券

種類価格備考
10月22日予選日 観戦券(大人)1600円ゆうえんち入園料
10月22日予選日 観戦券(中・高校生)1600円ゆうえんち入園料
10月23日決勝日 観戦券(大人)6000円 
10月23日決勝日 観戦券(中・高校生)1600円 
10月23日決勝日 V2指定席券(3歳以上共通)2500円 
10月23日決勝日 V1エリア指定席(3歳以上共通)1500円 

 これらのチケットは、鈴鹿サーキットのオンラインチケットショップ「MOBILITY STATION」(http://mls.mobilityland.co.jp/)で発売される。また、プレイガイド、コンビニエンスストアでも発売されるが、V2指定席、V1エリア、ホスピタリティテラス、パドックパスは、ローソンおよびローソンチケットのみの取り扱いとなる。

 詳細なチケット内容に関しては、鈴鹿サーキットのWebサイト、もしくはMOBILITY STATIONを参照のこと。

(編集部:谷川 潔)
2011年 6月 1日