JAF、車内に子供を残さないよう呼びかけ
曇りでも、エアコンを使っていても40度に上昇

2011年6月28日発表



 JAF(日本自動車連盟)は6月28日、過去に実施した車内温度の測定テスト(JAFユーザーテスト2006年7月実施)の結果から、車内に子供を残さないよう呼びかけている。

 7月に実施したこのテストでは、気象状況が曇りで、ときおり日が差す程度でも車内温度は40度以上、直射日光があたる場合では50度以上にも達し、駐車時にエアコンを使用していても40度近くまで上昇することが分かったとしている。

 このような状況下では、幼い子供を車内に残すことは、生死にかかわる危険な行為だとしており、たとえ数分間であっても、絶対に車内には幼い子供を残さないことと言う。また、炭酸飲料やプラスチック製品などは、破裂や変形する恐れがあるため、高温になるダッシュボードや車内に放置しないようにとしている。

(編集部:谷川 潔)
2011年 6月 29日