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トヨタ、安全運転支援システム「DSSS」対応カーナビを開発 今夏発売予定の新型車より採用 |
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トヨタ自動車は6月29日、インフラ協調型の安全運転支援システム「DSSS(Driving Safety Support Systems)」対応カーナビを開発したと発表。この新開発のカーナビは、今夏発売予定の新型車から採用される。
同社は、人と道路と自動車の間で情報の受発信を行うことで道路交通が抱える事故や渋滞といった問題に加え、環境対策などの課題を解決するためのITS(Intelligent Transport System:高度道路交通システム)技術を活用した、安全運転支援システムの開発を進めてきた。今回発表されたDSSS対応カーナビはその成果の1つとなる。
DSSS対応カーナビは本体とVICSビーコンユニットで構成され、道路側に設置された光ビーコンから提供される交通管制情報(信号・標識等)をVICSビーコンユニットを介してカーナビが受信し、音声とディスプレイによって安全運転に関わる注意喚起や案内が行われる。
具体的には、赤信号時に車が交差点内へ進入する可能性がある場合に注意する「赤信号注意喚起」、一時停止規制の見落しなどで不停止の可能性がある場合に注意する「一時停止注意喚起」、前方に停止または低速車両が存在する場合に案内を行う「前方停止車両存在案内」、わき道に車両がいる際に案内する「わき道車両存在案内」、赤信号で停車の際、赤信号の待ち時間の目安を表示するとともに、赤信号が終わる前の適切なタイミングでドライバーに周囲の安全確認を促し、発進準備を案内する「信号待ち発進準備案内」を行う。
こうした機能により、同社は漫然運転や脇見運転、ドライバーのミスに起因する交通事故減少を目指すとしている。
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赤信号注意喚起のイメージ | 一時停止注意喚起のイメージ | 前方停止車両存在案内のイメージ |
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わき道車両存在案内のイメージ | 信号待ち発進準備案内のイメージ |
(編集部:小林 隆)
2011年 6月 29日