“未来のフェラーリ”デザインコンテスト、韓国 弘益大学が優勝

2011年7月19日(現地時間)発表



3位までの受賞者と、フェルナンド・アロンソ選手、フェラーリのモンテゼモロ会長

 伊フェラーリは「フェラーリ・ワールド・デザイン・コンテスト 2011」の結果を7月19日(現地時間)に発表した。

 未来のフェラーリ車両をデザインするイベントで、50にのぼる世界の大学が参加した。全てのデザインは、ハイブリッド・エンジンをはじめとした代替推進システムを採用したものであり、軽量化によってドライビング・プレジャーを高めたものもあったと言う。

 優勝は韓国 ソウルの弘益大学による「エテルニタ」。デザイナーはいずれも韓国のキム・チョンジュ、アン・ドレ、リ・サンソクの各氏。

 2次元デザインを完成させた後、3次元モデルを3Dデザインソフト「3Dオートデスク・エイリアス」で作成し、1/4 スケール・モデルを完成させた。同チームはオートデスク・エイリアスを最も有効に活用したと言う理由で特別賞のオートデスク・デザイン賞も受賞している。

 2位はイタリアのIED(ヨーロッパデザイン学院)による「クセズリ」で、デザイナーはアゼルバイジャンのサミール・サディホフ氏。

 3位は英国RCA(ロイヤル・カレッジ・オブ・アート)の「カバッロ・ビアンコ」で、デザイナーは英国のヘンリー・クローク氏と、中国のチー・ハイタオ氏。

 また、「最も予期しない技術ソリューション」賞が、中国の江南大学チームに贈られた。

優勝した弘益大学の「エテルニタ」2位のIED「クセズリ」3位のRCA「カバッロ・ビアンコ」

(編集部:田中真一郎)
2011年 7月 21日