メルセデス・ベンツ、C クラス クーペを日本導入、「C 63 AMG クーペ」の予約開始 C 63 AMG セダン/ステーションワゴンも内外装を刷新 |
メルセデス・ベンツ日本は7月29日、高性能スポーツモデル「C 63 AMG クーペ」をC クラスのラインアップに追加するとともに、「C 63 AMG セダン/ステーションワゴン」に大幅な改良を行い、受注を開始した。価格はクーペが1085万円、セダンが1075万円、ステーションワゴンが1095万円。いずれも納車は10月ごろを予定する。
C 63 AMG セダン/ステーションワゴンでは、内外装のデザインを変更するとともに、湿式多板クラッチとプラネタリーギアを組み合わせた7速AT「AMGスピードシフトMCT」を新たに搭載している。
モデル(欧州参考値) | C 63 AMG セダン | C 63 AMG ステーションワゴン | C 63 AMG クーペ |
価格 | 1075万円 | 1095万円 | 1085万円 |
全長×全幅×全高[mm] | 4707×1795×1433 | 4701×1795×1448 | 4707×1795×1391 |
ホイールベース[mm] | 2765 | ||
前/後トレッド[mm] | 1569/1525 | ||
エンジン | V型8気筒DOHC 6208cc | ||
最高出力[kW(PS)/rpm] | 336(457)/6800、358(487)/6800(※) | ||
最大トルク[Nm(kgm)/rpm] | 600(61.2)/5000 | ||
トランスミッション | 7速AT | ||
燃料タンク容量(L) | 66 | ||
駆動方式 | 2WD(FR) | ||
ステアリング位置 | 左/右 | 右 | 左/右 |
ブレーキ(前/後) | ベンチレーテッドディスク/ベンチレーテッドディスク | ||
タイヤ(前/後) | 235/40 R18/255/35 R18、235/35 R19/255/30 R19(※) |
※AMG パフォーマンスパッケージ装着車
C 63 AMG セダン |
C クラス クーペについては、今年のジュネーブショーでガソリンエンジン3機種、ディーゼルエンジン2機種の存在が明らかにされており、C 63 AMG クーペはその先駆けとして日本に導入される。
セダン/ステーションワゴンと同様に、V型8気筒DOHC 6.3リッターエンジンを搭載し、0-100km/h加速4.5秒、最高速250km/hというスペックを誇る。
エクステリアは長いボンネット、大きく傾いたウインドースクリーン、長く伸びたルーフ、細いCピラーというプロポーションを基調に、新設計のAMG フロントエプロン、新型ラジエターグリル、アルミニウムボンネット、ワイドフロントフェンダーなどを装備し、ダイナミックに仕上げた。
インテリアでは、モニターを一体化した新設計のダッシュボードとインストルメントパネル、専用のマルチファンクションディスプレイを備えた独立3眼メーター、アルミ製シフトパドル、designoナッパレザーを採用したAMG スポーツシートなどを装備。
C 63 AMG ステーションワゴン |
そのほか、全モデルに「AMG パフォーマンスパッケージ」(125万円)をオプション設定。
同パッケージを選択すると、SLS AMGで使われる鍛造ピストン、コンロッド、軽量クランクシャフトが採用され、最高出力が30PS高められる。
さらにチタニウムグレーペイント仕上げの可変インテークマニホールド、AMG ハイパフォーマンスブレーキングシステム(コンポジットフロントディスク、全輪レッドペイント仕上げブレーキキャリパー)、トランクリッドのカーボンファイバースポイラーリップ、AMG パフォーマンスステアリング(ナッパレザー巻、グリップはアルカンタラ)が装備される。
(編集部:小林 隆)
2011年 7月 29日