ジャガー、「C-X16」はハイブリッド・システム搭載 フランクフルトモーターショーで公開 |
英ジャガー・ランドローバーは9月7日(現地時間)、第64回フランクフルトモーターショー(プレスデー:9月13日~14日、一般公開:9月15日~25日)で公開予定のスポーツカーコンセプト「C-X16」の詳細を発表した。
C-X16は、同社の将来的なスポーツカーを示唆する2シーター・コンセプトモデル。8月にその存在を発表し、9月7日に詳細を公開するとしていた。
リリースによると、スリーサイズは4445×2048×1297mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2622mmで、XK クーペ(日本仕様:4790×1895×1320mm)よりもコンパクトなサイズとなる。この数値は、かつての2シータースポーツカー「XK120」(1954年)以来最小と言う。
軽量のアルミニウムシャシーに搭載されるパワーユニットは、最高出力280kW(380PS)、最大トルク450Nmを発生するスーパーチャージャー付きV型6気筒3リッターエンジンに、リチウムイオンバッテリー(1.6kW)から電力が供給される電動モーターを組み合わせたハイブリッドシステム。バッテリーはシートの背後に設置され、50:50の重量配分を実現した。
モーターの出力は70kW(95PS)/235Nmで、ステアリングに設置するプッシュ式のボタンで必要に応じてコントロールできる。
これにより、C-X16の最高速は186mph(約300km/h)、0-62mph(約100km/h)は4.4秒、50mph-75mph(約80km/h-約120km/h)は2.1秒となった。また電動モーター単体での走行も可能で、その際の最高速は50mph(約80km/h)としている。
(編集部:小林 隆)
2011年 9月 7日