マツダ、スカイアクティブ・テクノロジーを搭載し「アクセラ」をマイナーチェンジ
燃費は20km/L。新型エンジンと新型変速機搭載

アクセラスポーツ 20S-SKYACTIV

2011年9月27日発売
166万円~267万8000円



 マツダは9月27日、「アクセラ」をマイナーチェンジして発売した。新型アクセラでは、新世代技術「スカイアクティブ テクノロジー」を「デミオ」に続いて投入。新型エンジン「SKYACTIV-G 2.0」と新型変速機「SKYACTIV-DRIVE」を初搭載したグレードをラインアップする。価格は、166万円~267万8000円。

アクセラ スポーツアクセラ セダン


ボディータイプグレードエンジン変速機駆動方式価格
スポーツ15C直列4気筒 DOHC 1.5リッター(MZR 1.5L)CVT(アクティブマチック)2WD(FF)166万円
15S179万円
20C-SKYACTIV直列4気筒 DOHC 2.0リッター(SKYACTIV-G 2.0)6速AT(SKYACTIV-Drive 6EC-AT)190万円
20S-SKYACTIV215万円
MAZDASPEED AXELA直列4気筒 DOHC 2.3リッターターボ(MZR2.3L DISI ターボ)6速MT267万8000円
20E(4WD)直列4気筒 DOHC 2.0リッター4速AT(4EC-AT)4WD210万円
セダン15C直列4気筒 DOHC 1.5リッター(MZR 1.5L)CVT(アクティブマチック)2WD(FF)166万円
20C-SKYACTIV直列4気筒 DOHC 2.0リッター(SKYACTIV-G 2.0)6速AT(SKYACTIV-Drive 6EC-AT)190万円
20E-SKYACTIV205万円
20E(4WD)直列4気筒 DOHC 2.0リッター4速AT(4EC-AT)4WD210万円

 新型アクセラは、2WD(FF) 2リッターエンジン車のパワートレインを一新。新開発の2リッター直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」に加え、手動変速機のように、すべりを感じないダイレクト感を実現した新型6速AT「SKYACTIV-DRIVE」をマツダ車で初めて搭載。アイドリングストップ機構「i-stop」は、再始動時の燃料消費量を減らすとともに、作動頻度を高めており、10・15モードで18.8km/L~20.0km/Lを、JC08モードで16.2km/L~17.6km/Lを実現している。

SKYACTIV-G 2.0SKYACTIV-DRIVE

SKYACTIV-G 2.0搭載車の燃費性能

ボディータイプグレード標準装備タイヤ10・15モードJC08モード
スポーツ20S-SKYACTIV16インチ18.8km/L16.2km/L
20C-SKYACTIV15インチ20.0km/L17.2km/L
セダン20E-SKYACTIV15インチ20.0km/L17.6km/L
20C-SKYACTIV15インチ20.0km/L17.6km/L

 今回のマイナーチェンジでは、空力性能を向上する新デザインのフロントバンパーを装備(マツダスピード アクセラを除く)。空力性能を高め(Cd値:スポーツ0.28、セダン0.26)、新しいフロントグリルデザインを採用している。また、ボディーカラーには、新色スカイブルーマイカを含む全7色のボディカラーを用意(マツダスピード アクセラはベロシティレッドマイカなど全4色)。黒色の新しいシート生地の採用や、ブラックのパネル(1.5リッターエンジン車を除く)をセンターコンソールに設定するなどしている。

 そのほか、全車「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(SU-LEV)」認定を取得しており、15Sと15Cは「平成22年度燃費基準+15%」を達成し、エコカー減税に適合車となる。

(編集部:谷川 潔)
2011年 9月 27日