C 250 ブルーエフィシェンシークーペ Edition 1

　メルセデス・ベンツ日本は10月17日、Cクラスに「C 180ブルーエフィシェンシー クーペ」「C 250 ブルーエフィシェンシー クーペ」を導入し、発売した。価格は、C 180 ブルーエフィシェンシー クーペが435万円、C 250 ブルーエフィシェンシー クーペが598万円。また、C 250 ブルーエフィシェンシー クーペをベースとする特別仕様車「C 250 ブルーエフィシェンシークーペ Edition 1」も発売した。価格は620万円。

　なお、発表会の模様は追ってお届けする。

　C クラスクーペは、フロントウインドーからトランクリッドまで低くなだらかに流れるクーペならではのスタイリッシュなエクステリアデザインを持ち、サイドビューはウェッジシェイプを強調。ボディーサイズは、4640×1780×1390mm（全長×全幅×全高）と、セダン（C250 ブルーエフィシェンシー アバンギャルド）より、45mm長く、10mm広く、55mm低いワイド＆ローのシルエットを実現。トランク容量についても、セダンの440Lを上回る450Lの容量を持つ。また、室内空間については、メルセデスのクーペモデルの伝統として大人4人が快適に過ごすことができるとし、クーペ専用のヘッドレスト一体型の4座独立シートを採用している。

　搭載するエンジンは、いずれも直列4気筒 DOHC 1.8リッター直噴ターボエンジンで、C 180 ブルーエフィシェンシー クーペでは、最高出力115kW（156PS）/5000rpm、最大トルク250Nm（25.5kgm）/1600-4200rpmを、C 250 ブルーエフィシェンシー クーペでは、最高出力150kW（204PS）/5500rpm、最大トルク310Nm（31.6kgm）/2000-4300rpmを発生。いずれも7速ATの「7G-TRONIC PLUS」と組み合わされ後輪を駆動する。

　アイドリングストップ機構も搭載し、「平成27年度燃費基準達成」および｢平成17年排出ガス基準75％低減レベル認定｣によるエコカー減税（75％）対象モデルの認定を取得（C 180 ブルーエフィシェンシー クーペは型式認証取得前につき未定）。燃費は、C 250 ブルーエフィシェンシー クーペが10・15モードで13,8km/L、JC08モードで13.2km/Lとなる。

　合計11個のエアバッグや全4席のベルトフォースリミッターなどの乗員保護システム、運転中の注意力低下を検知してドライバーに警告を促すアテンションアシストなどの安全装備のほか、携帯電話を接続しインターネット検索と連動するHDDナビシステムやBluetoothオーディオ、ハンズフリー電話などを装備。車内テレマティックシステム「COMANDシステム」も標準装備し、内外装をスポーティに演出するとともに、より俊敏なハンドリングを実現するというAMGスポーツパッケージをオプション設定する。

●C 250 ブルーエフィシェンシー クーペ Edition 1
　特別仕様車C 250 ブルーエフィシェンシー クーペ Edition 1は、5色のメタリック系のボディーカラーに加え、Edition 1特別色のdesignoマグノナイトブラック（つや消しブラック）のボディーカラーを設定。ポリッシュとチタニウムグレーの2トーン加工を施した18インチAMG7スポークアルミホイールを装備する。

　インテリアでは、ブラックを基調にポーセレン（乳白色）のコントラストが入るインテリアトリムやステアリングを採用。ポーセレン色のステッチを施したレザーARTICOシート、アームレスト、ドアパネル、フロアマットなどを採用し、前席シートヒーターを追加している。

　これらの装備を備え、価格はベースモデルより22万円高の620万円となる。

※C 180 ブルーエフィシェンシー クーペは、型式認定取得前につき一部仕様未発表

　いずれのモデルにも、メルセデス･ケア（3年間走行距離無制限の無料修理･無料メンテナンスと24時間ツーリングサポート）が適用される。